首位を快走する横浜F・マリノスを追うのはどちらのチームか。4位の川崎フロンターレと3位の鹿島アントラーズが等々力陸上競技場で激突した。
拮抗した展開でスタートした立ち上がり。試合の状況を大きく変える先制点が8分に生まれる。その前のプレーでMF家長昭博がMFディエゴ・ピトゥカにペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。このPKを自ら決め切って川崎Fが先制に成功した。
リードを奪ったことで少し余裕が生まれた川崎Fは、相手にボールを持たれながらもしっかりとプレッシングで反抗。奪っては素早い攻撃で敵陣へと侵入していく。すると、14分にはマルシーニョが倒されて得たFKをMF脇坂泰斗が直接決めて追加点を奪取。セットプレー2つでホームチームがリードを広げた。
こうなると、川崎Fは相手がボールを持った時はしっかりと構え、奪っては速攻と遅攻を織り交ぜた攻撃を披露。決まりはしなかったが、21分にはFWマルシーニョ、24分にはMFジョアン・シミッチがフリーでシュートを狙う場面を作り出した。その後、互いにゴールネットを揺らせないまま前半を折り返した。
後半、追いかける鹿島が攻勢をかける。前半よりラインを上げ、高い位置でボールを動かすようになると、51分に左サイドからのクロスをMF仲間隼斗がヘディングで流し込み、1点を返すことに成功した。これで徐々に鹿島が川崎Fゴールに迫る数が増えていく。
ただ、終盤にかけて鹿島がDFブエノを前線に入れてパワプレー気味に猛攻をかけるが、川崎Fは集中した守備を最後まで披露。そのまま試合終了のホイッスルを聞き、首位を追う上位対決はホームの川崎Fに軍配が上がった。
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