2020年9月にブレシアから憧れのミランに加入すると、2年間で目覚ましい成長を遂げた22歳のトナーリ。昨シーズンはステファノ・ピオリ率いるチームの中盤の主軸として名門クラブの11年ぶり19回目のスクデット獲得に大きく貢献した。
ミランはそんな若き中盤のリーダーを高く評価。クラブの現在と未来を託すべき逸材として期待を寄せており、9日、クラブ公式サイトを通じ、「ACミランはサンドロ・トナーリと2027年6月30日まで契約を延長したことを喜んで発表する」と述べ、新契約を結んだことを伝えた。トナーリも自身のインスタグラムを更新。「ますます僕の家になった」と綴り、ミランとの契約延長を報告した。
『Gazzetta dello Sport』によれば、トナーリは2年前にレンタル加入した際、年俸180万ユーロ(約2.6億円)の契約を結んでいたが、ミランでの1年目のシーズンは苦戦し、年俸を130万ユーロ(約1.9億円)へ減額することで完全移籍を実現させた。だが昨シーズンの急成長を受け、今回の契約更新では、年俸が前回の倍近くとなる250万ユーロ(約3.6億円)に設定されている。
なおトナーリは今シーズン、フィジカルトラブルにより、ウディネーゼとのセリエA開幕戦を欠場したが、その後はすべての公式戦に出場するなど、王者ミランの顔として活躍している。
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