京都サンガF.C. 対 横浜F・マリノス の見どころ
残留争いを強いられている13位・京都と優勝争いを繰り広げている首位を走る横浜FMが激突するミッドウィーク。9月に入って流れを好転させている両者の戦いに注目したい。
7月上旬から約2ヶ月間勝利から遠ざかっていた京都。しかし9月に入ると、公式戦で2勝1分と復調傾向。第28節・ヴィッセル神戸との残留争い直接対決を制した勢いのまま、良い流れを継続できている。
特に直近のリーグ戦では、立ち上がりの得点で優位に立つことができている点が大きい。神戸戦では、試合開始38秒でMF松田天馬がネットを揺らし、ドローに終わった前節・鹿島アントラーズ戦でも、序盤はペースを握られながらも、20分にFW山﨑凌吾が最初の決定機を仕留めている。今節も横浜FMにペースを握られる時間が長くなりそうだが、いかに確実にチャンスを仕留め、先にスコアを動かせるか。ここが大きなポイントだ。
また得点という部分では、9月に入ってからリーグ初得点を挙げている選手が続々と現れているのもプラス材料だ。神戸戦では松田とFW豊川雄太に、鹿島戦では山﨑に待望の一発目が生まれている。果たして今節は、誰に待望のゴールが生まれるか。残留争いから抜け出す勢いとなるニューヒーローの登場に期待したい。
横浜FMは、公式戦全敗に終わった8月を経て、過密日程を強いられている9月はここまで2勝1分け。唯一の可能性となるタイトルを逃さないためにも、ここに来てしっかりとギアを上げ始めている。
またここ2試合は、残留争いをしている湘南ベルマーレ、アビスパ福岡といった難しい相手との連戦だったが、いずれも無失点で勝ち点3を獲得。さらにここから今節、今週末の北海道コンサドーレ札幌戦と残留争いしているチームとの連戦。相手に3ポイントの希望を与えないためにも無失点は継続していきたいポイントだ。
また横浜FMは、これがリーグ5連戦の4戦目。大きくメンバーを変えることなく、戦ってきているだけに疲労の蓄積が気がかりなポイントだ。さらに前節・福岡戦では、怪我を負いながらもアシストを記録していたFW西村拓真が最終的には前半に負傷交代。13日にクラブは、左足関節外側靱帯損傷で全治4~6週と診断されたことを発表している。ここまで9得点で得点王争いも繰り広げていた日本人アタッカー不在を乗り越えるためにもJ1屈指の破壊力を持つ攻撃陣の奮起に期待がかかる。
どちらが9月の勢いを継続するか。大きな意味を持つ3ポイントを目指した戦いが、14日19時から幕を開ける。
9月14日(水)対戦カード一覧
第22節
日時 | 対戦カード | スタジアム | 配信・放送予定 |
---|---|---|---|
9月14日(水) 19:30 | 名古屋グランパス vs 川崎フロンターレ | 豊田ス | DAZN |
第26節
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