前節を終えて5位のローマと、ここまで無敗の2位アタランタによる上位対決。試合前のウォーミングアップにおいて、左足屈筋のトラブルによりFWパウロ・ディバラを失うアクシデントに見舞われたモウリーニョのチームは35分、18歳のアタランタDFジョルジョ・スカルヴィーニに先制点を奪われると、数多くのチャンスを作り出すも決定力に欠け、0-1と敗れた。
モウリーニョは試合を振り返ると、アルゼンチン代表FWの不在を嘆いたほか、MFニコロ・ザニオーロが倒れたシーンについてPKが与えられなかったことに不満を漏らした。
「我々は常に試合を支配し、今シーズンで勝つのが最も簡単な試合であったはずだ。ピッチにディバラがいたらどうなっていたかと想像してしまうが、あくまで想像でしかない。我々は素晴らしいパフォーマンスを見せて圧倒し、何度も決定的なチャンスを作り出したが、相手はよく守っていた。だがそれもクオリティの1つだろう」
「前半のザニオーロのシーンは、明らかなPKだった。私は最高の指揮官でありたいが、もし主審が『選手が倒れなければPKは与えない』と言うのなら、私は指導法を変え、PKをもらうために選手たちに対して倒れるように指示しなければならない」
「主審に説明を求めたが『状況や解釈次第だ』と言われた。だが解釈も何もない。あれはPKだ。ザニオーロはプレーを続けようとしたが、(メリフ)デミラルのファウルで止められたんだ」
55分、主審がアタランタのファウルの判定を覆した際、モウリーニョは抗議し、ピッチ内へと侵入してレッドカードを提示された。
「主審や(ハンス)ハテブールと特に何かあったわけではない。我々はプレーをしたいのに、相手が時間稼ぎをしていたので止めようと思っただけだ」
ローマの次戦は、日本時間10月2日に予定されているインテル戦。モウリーニョはスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで行われるビッグマッチを欠席することになる。
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