UEFAネーションズリーグの4試合を終えて1勝2分1敗の成績でグループ3位につけていたイタリア。前節では、若手主体のメンバーでドイツに2-5と大敗を喫したが、ロベルト・マンチーニは日本時間24日、イングランドとのホームでの対戦において、若手とベテランを融合させた3-5-2のシステムで臨むと、最終ラインのDFレオナルド・ボヌッチからパスを受けたFWジャコモ・ラスパドーリのスーパーゴールにより1-0と勝利を収め、最下位イングランドをリーグBへの降格へと追い込んだ。
マンチーニはイングランド戦終了後、『Rai』のインタビューに応じると、3戦ぶりの勝利を喜んだ。
「こんな夜を求めていた。UNLで重要な勝利を収めることができた上、次回の組み合わせ抽選へ向け、FIFAランキングにおいても大切な勝利となった。これでより穏やかでいられる。それもイングランドという世界最強チームの一角を倒すことができた」
「3-5-2の採用? システム自体が重要ではなく、チームが高い意欲を持って攻撃し、高いポジションを取ろうとするパーソナリティが重要だ。終盤に苦しめられたが、我々は勝利にふさわしかった。ラスパドーリは並外れた技術的クオリティを持っている。ナポリでプレーを始めたことも重要だ。もっとヨーロッパの大会での経験があればよかったが、辛抱強く待つことも必要だ」
「代表経験の少ない若手選手たちがおり、チームはまだ困難を抱えている。試合中に苦しむ場面はあるが、それでも今日は良い試合ができたように思う。我々は6月に再出発したわけだが、これからも成長していかなければならない」
2位へと浮上したイタリアは27日、ファイナル4への進出を懸けて、ドイツを下して首位の座を守ったハンガリーと敵地で対決することになる。
「このグループはイングランドやドイツと一緒である上、若手を起用して戦ってきただけに簡単ではなかった。ハンガリーに勝てれば、ファイナル4に進出することができる。これから(FIFAワールドカップに出場できず)苦しい数カ月に向き合う前の重要な一戦になるだろう」
ハイライト
関連記事
● マンチーニが呼び寄せた新生イタリア代表の若き逸材たち…ニョントからフラッテージ、セリエBから飛び級メンバーも | ネーションズリーグ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。