ユヴェントスがセリエA史上最大となる2億5400万ユーロ(約353億円)の損失を記録した。
2019-20シーズンを最後にセリエA優勝から遠ざかり、さらにチャンピオンズリーグラウンド16の壁すらも越えられない状況の続くユヴェントス。昨シーズンには11年ぶりとなる無冠のシーズンを送り、今シーズンも序盤から躓くなどの不調に陥る中、クラブの財政面でも厳しい状況が続く。
新型コロナウイルスによるパンデミックの影響を引き続き受けるユヴェントスはこの度、2021-22シーズンの財務状況を発表。その中で、前年度よりも4440万ユーロ(約62億円)多い2億5400万ユーロの損失を計上したことが判明した。なお、これはセリエA史上最大の損失額になるとアメリカビジネス誌『フォーブス』などが伝えている。
この原因として、パンデミックの影響による観客動員数の制限やチケットセールスの減少、昨シーズンのチャンピオンズリーグ早期敗退による放映権やメディア収入の減少などが挙がる。また、ランニングコストは昨シーズンよりも7.6%増加しており、損失を大きくした理由であるとされている。
ユヴェントスにとって、2021-22シーズンの赤字は5季連続。さらに、2022-23シーズンも損失を出す見込みであると伝えている。
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