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懐疑論を跳ね返す1カ月ぶり完勝のユヴェントス「想像は難しかった」アッレグリは“控え要員”の躍動に驚き | セリエA

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懐疑論を跳ね返す1カ月ぶり完勝のユヴェントス「想像は難しかった」アッレグリは“控え要員”の躍動に驚き | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、3日(日本時間)に行われたセリエA第8節ユヴェントス対ボローニャ終了後、『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応じ、試合を振り返った。

1カ月にわたって勝利から見放され、セリエA7試合を終えて2勝4分1敗の成績で8位と大きく出遅れたユヴェントス。前節で昇格組のモンツァにセリエA初勝利を献上し、指揮官マッシミリアーノ・アッレグリに対する懐疑論も浮上する中、インターナショナルウィーク明けの日本時間3日、ホームのアリアンツ・スタジアムにボローニャを迎えた。

アッレグリは、前線にエースのFWドゥシャン・ヴラホヴィッチと好調のFWアルカディウシュ・ミリクを並べた4-4-2を採用。24分に新加入MFフィリップ・コスティッチのセリエA初ゴールで先制に成功すると、後半に入ってFWの2人が追加点を挙げ、堅実な試合運びで3-0と勝利を収めた。7位へ浮上したユーヴェの指揮官は、1カ月ぶりの勝利を喜んだ。

「チームスピリットやコンパクトな戦い方が気に入った。前半の終盤、リズムを落としてボールをキープしなかったのは失敗だったが、完勝と言えるだろう。1カ月にわたって勝利を収めていなかっただけに、重要な勝利になった」

「1カ月にわたって勝てておらず、こうした状況下においては、実力を示し、圧倒しようとする意欲がリスクにつながりかねない。選手たちには『やり過ぎないように』と伝えていたが、チームは忍耐強く待って先制し、手堅い試合を見せることができた。ロッカールームに戻ってきて信じられないくらいだったが、この勝利は良い方向へつながるだろう」

2022-10-02-juventus-kostic-bologna-de-silvestri(C)Getty images

久々の白星をつかんだとはいえ、首位のナポリやアタランタとは依然として7ポイントの差が開く。ミランとのビッグマッチやトリノダービーも控える中、アッレグリは目の前を見据えた。

「スクデット? 私は現実主義者だ。選手たちは素晴らしかったが、謙虚な姿勢を貫くべきだ。まだ順位表において大きく後れを取っている。我々は現時点で13ポイントを獲得したが、他のチームは17~20ポイントを積み重ねており、これから重要な追い上げを見せなければならない」

「1歩ずつ前へ進んでいくべきだろう。上手くやれば、昨シーズンのように距離を縮めていけるだろうが、すぐにすべてを覆せるわけではない。簡単に倒すことができない相手に対しても、再び結果を出せるように努めていかなければならない」

最後にアッレグリは、チームの3点目を挙げたミリクに言及。今夏にヴラホヴィッチのバックアッパーとして加入したものの、ここまで公式戦で4得点を挙げるなど期待以上の活躍を見せているポーランド代表FWを称えた。

「これほどの活躍を想像するのは難しかった。だがミリクはカルチョが非常に上手く、賢い選手だ。動き方も知っていて、マークを外すのが上手い。それに何よりもヴラホヴィッチと一緒に良いプレーを見せることができる選手だ」

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