川崎フロンターレ 対 京都サンガF.C. の見どころ
首位の横浜F・マリノスを勝点差「5」で追う川崎Fと、J2自動降格となる17位との勝点差が「2」となっている京都がミッドウィークに激突する。互いに欲しいのは勝点3。白熱の試合が繰り広げられることは間違いない。
ホームの川崎Fは前節、清水エスパルスとの打ち合いを制して3連覇に望みをつなぐ勝利を飾った。試合としては怪我人や出場停止など多くの主力を欠く中で、先制しながらも一度は逆転されてしまう展開に。それでも意地を見せたチームは、そこから再び試合をひっくり返し、勝負強さを見せて勝利をもぎ取った。3試合勝星に恵まれていなかったが、どうにか踏み止まる一勝を挙げられたことはプラス材料だろう。
ただし、現状はかなり厳しい戦いが続いている。9月からの6試合で無失点に抑えられたのは1試合のみで、それ以外は全て失点を喫しており、なおかつ複数失点の試合が3つもある。どれだけ攻撃力があると言っても、守備から崩れていては元も子もなく、その影響で最近は安定感を欠く試合が続いている。清水戦にしても逆転できたことはいいが、それ以上に失点がもったいなかった面もあり、そこをいかに止めることができるかが優勝への鍵。その点においても、主将の谷口彰悟が守備陣を統率することでディフェンス面を引き締めたいところだ。
一方、自動降格となる17位と勝点差「2」、J1参入プレーオフに回ることになる16位と勝点差「1」と難しい状況にあるのが京都だ。前々節のサガン鳥栖戦には勝利したものの、ここ5試合で勝星を上げたのはその1試合のみ。前節の名古屋グランパス戦も先制点を奪われる苦しい展開の中、どうにか同点には追いついたが、勝ち越し点を奪うことなく試合は終わり勝点1を持ち帰ることになった。負けなかったことはポジティブだが、こういった試合をいかに勝利につなげていくかが残りの試合で大事になってくる。
今節の相手・川崎Fの状況を考えても、京都としては勝点3が欲しいのは確かだが、最悪勝点1でも手にしたいところだ。前回対戦はホームで1-0の勝利を飾っているが、この試合はうまくプレスをハメつつ、相手に自由を与えなかったことが勝点3獲得につながった。今節も同様に攻守にアグレッシブな戦いを見せていくことで、先手を奪っていく展開に持っていきたい。そのためにも必要なのはゴール。少ないチャンスでも結果に結実できるFWピーター・ウタカに注目したい。
ミッドウィークの注目の一戦。試合は12日19時キックオフだ。
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