12日、各地でJ1の試合が行われた。
注目された優勝争い。勝てば優勝のチャンスが出てくる横浜F・マリノスは、ホームで最下位のジュビロ磐田と対戦した。試合は立ち上がりから横浜FMが支配。ボールを左右、中央と動かしながら敵陣に侵入していく。
ただ、磐田は自陣にブロックを引いて対抗。横浜FMの攻撃を受けたとしても堅固な守備を続けることで、相手の攻撃を跳ね返し続けていく。また、少ないながらもカウンターなどで相手のゴールに近づくなど、戦略的な戦い方で時間を進めていった。
後半に入っても横浜FMが圧倒的に攻め込むもなかなかゴールを割ることができない。そして、迎えた84分だった。カウンター気味に攻撃を仕掛けたのは磐田。左サイドで持ち運び、DF松原后のラストパスを受けたMF古川陽介が右足のシュートを放つと、これがディフレクトもありゴールに決まり、残留に向け是が非でも勝点が欲しかった磐田が先制に成功した。
このままゲームは終了。磐田は残留へ望みをつなぐ勝点3を手にし、横浜FMは優勝を目前にして痛恨の連敗となった。
引き分け以下で横浜FMに優勝のチャンスを与えてしまう川崎フロンターレは、ホームで京都サンガF.C.と対戦した。試合はボールを保持しながら川崎Fが攻撃を仕掛けていく展開。9分にはセットプレーの流れからMFチャナティップのクロスにDF谷口彰悟がヘディングを合わせ、さい先よく先制に成功した。
これで勢いに乗った川崎Fは、22分に再びセットプレーからMF橘田健人が決めて2点目。後半に入って61分にはクロスボールにMFマルシーニョが体で押し込み、大きな3点目を奪った。
その後、70分にMFパウリーニョのゴールで1点を返され、終盤は猛攻を受けることになるが、なんとかこれ以上失点を許さずに試合終了。川崎Fは苦しい試合ながら勝点3を手にし、横浜F・マリノスとの勝点差を「2」に縮めている。
そのほか、残留争い直接対決となったヴィッセル神戸と湘南ベルマーレの試合は、FW大迫勇也のゴールで神戸が1-0の勝利。FC東京はセレッソ大阪に4得点を奪う快勝を収めた。
■10月12日開催 結果
・J1第25節
FC東京 4-0 C大阪
川崎F 3-1 京都
・J1第27節
横浜FM 0-1 磐田
神戸 1-0 湘南
浦和 1-1 札幌
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