セリエBのSPALが、ダニエレ・デ・ロッシ氏の新監督就任を発表した。
SPALのクラブ公式サイトは「ダニエレ・デ・ロッシ氏が、2024年6月30日までの契約にサインしました」と、2020年1月に現役を引退したデ・ロッシ氏を新指揮官に迎えたことを発表した。デ・ロッシ氏は、今回が初の監督業。ただ、2021年に開催されたEURO2020ではイタリア代表のアシスタントコーチとしてチームのEURO優勝を経験しており、ロベルト・マンチーニ監督の下で学んだことをSPALで生かせるかどうか注目が集まる。
さらに、同サイトはデ・ロッシ氏の輝かしい選手キャリアを紹介。18シーズンにわたるローマ時代や、キャリアの晩年を過ごしたボカ・ジュニアーズ時代、イタリア代表としてのFIFAワールドカップ(W杯)ドイツ2006優勝といった経歴に触れた。
最後に、同サイトは「ようこそ、ミステル!」と総括し、新監督の到来を盛り上げた。現在SPALは、セリエBで8試合を終えて2勝3分3敗。勝ち点9の14位に低迷しており、残留プレーオフ圏内の16位・ヴェネツィアと勝ち点1差、降格圏内の18位・ピサとは同3差となっている。
なお、現在セリエBでは2006年のW杯優勝メンバーが指揮官となっているチームが増えている。左SBとして活躍したファビオ・グロッソ氏はフロジノーネ、対人守備に無類の強さを誇ったファビオ・カンナヴァーロ氏はベネヴェント、狡猾なゴールハンターとして知られたフィリッポ・インザーギ氏はレッジーナを率いている。デ・ロッシ氏は、W杯優勝メンバー4人目のセリエB指揮官となった。
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