今シーズンは、セリエA9試合を終えて14失点を記録するなど守備陣が精彩を欠き、スタートダッシュに大きく出遅れた7位インテル。一時は指揮官の進退も危ぶまれる中、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)のバルセロナ戦で1勝1分と好成績を収めたことで、チームは立ち直りつつある。
16日、ホームにサレルニターナを迎えると、FWラウタロ・マルティネスおよびMFニコロ・バレッラのゴールで2-0と勝利を収めたインテル。前節のサッスオーロ戦から2連勝を収めたインザーギは、チームのパフォーマンスに満足感を示した。
「重要な試合を終えたばかりでかなり消耗していた。だが選手たちには正しい姿勢で試合に臨むように伝えており、チームはその通りに実行してくれた。組織的な相手に対し、それほど苦しめられることなく、数多くのチャンスを作り出せた」
「バルセロナ戦におけるパフォーマンスが自信につながったのだろう。直近の公式戦4試合で3勝1分の成績を収めることができたが、重要なのはピッチにおけるパフォーマンスだ。選手たちはピッチにおいて何をすべきかを心得ており、成熟した姿を見せてくれた。お互いに助け合う様子を見て、今後に大きく期待できる。とはいえ、中2日半で次の試合に臨まなければならないのは、監督として難しい」
さらにインテル指揮官は、手のトラブルを抱えた正GKサミル・ハンダノヴィッチに代わって先発してクリーンシートを記録したGKアンドレ・オナナを称えたほか、離脱中のFWロメル・ルカクにも言及した。
「オナナはインテルにふさわしいGKであることを証明した。GKや他のポジションにおいて、選択肢が豊富であることは幸運と言える。ルカクの状態は日々確認しているが、まだ合流できる状態ではなかった。それでもできる限り早く復帰できるように取り組んでいる」
(C)Getty Images
ラウタロ「正しい道を進んでいる」
カンプノウで3-3と引き分けたバルセロナ戦から公式戦2戦連続ゴールをマークし、インテルの勝利に貢献したラウタロ。アルゼンチン代表FWは、インザーギのチームの成長を感じている。
「この勝利には大きな意味がある。インテルの成長を意味している。バルセロナとの2試合を経て、僕らは成熟度を示すことができた。リーグ戦でスタートにやや失敗し、重要なポイントを取りこぼしてしまったが、現在、チームの調子は良いし、切り替えて正しい道を進んでいるように思う」
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