成績不振が続く中、緊急合宿を経て崖っぷちで臨んだトリノダービーで1-0と公式戦3試合ぶりの勝利を収めた8位ユヴェントス。日本時間22日、ホームのアリアンツ・スタジアムにエンポリを迎えると、MFアドリアン・ラビオのドッピエッタ（1試合2得点）などで4-0と圧勝し、今シーズン初となるリーグ戦2連勝を飾った。アッレグリは試合終了後、チームのパフォーマンスに満足感を示した。
「少しだがチームらしくなり始めた。今シーズンは良いスタートを切ったはずだったが、（サレルニターナと引き分け、モンツァに敗れた）あの失敗の1週間が高くつき、リーグ戦で出遅れることになってしまった。今夜のエンポリ戦は簡単ではなかった。前半のうちに2点目を取れるチャンスもあったが、やや苦しめられたように思う。だがギアが上がった後半は、相手を押し込むことができた。素晴らしい試合だったと言える」
「チームは良くなっており、今回はラインを下げてしまうこともなかった。特に後半は、これまでの試合とは異なるリズムでプレーすることができていたように思う。こうした勝利で自信が増していくはずであり、この調子を続けていかなければならない」
トリノダービーから2戦連続で先発出場したFWモイーズ・キーンが8分、MFフィリップ・コスティッチのアシストから先制点を挙げ、今シーズン初ゴールをマークした。アッレグリは22歳FWのパフォーマンスを称えたほか、ベンチスタートのMFレアンドロ・パレデスにも言及した。
「キーンは出場機会が少なく、苦しい時期もあったが、特にメンタル面においてコンディションが戻ってきた。彼には満足しているし、途中出場したパレデスや（アルカディウシュ）ミリクにも満足している」
「レアンドロはやってきた当初、最高とは言えないフィジカルコンディションだったが、（マヌエル）ロカテッリやラビオが離脱中だったこともあり、6試合に出場した。今日はクオリティが求められる場面において、途中出場から良いパフォーマンスを見せてくれた」
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