ベルギーリーグの第15節が日本時間29日から31日にかけて開催。注目試合の見どころを紹介する。
コルトレイク vs セルクル・ブルッヘ
セルクル・ブルッヘを牽引しているのが上田綺世だ。前節のシャルルロワ戦ではベルギー挑戦後、初の1試合2ゴールを記録。反転からのシュート、ワンタッチゴールと得意のフィニッシュワークを見せて成長ぶりをアピールした。チームも3連勝中で、上田の好調とともに波に乗る。2戦連発とともに4連勝に期待したいところだ。
ウェステルロー vs シント=トロイデン
ここ2試合勝利がないシント＝トロイデンがウェステルローとのアウェー戦へと臨む。気がかりなのはここ4試合のうち3試合で退場者が出ていること。不要なカードでチームの士気を落とすことも少なくなく、結果的にパフォーマンスの低下へとつながっている。何より得点力不足が一番の課題だ。林大地、岡崎慎司、香川真司といった日本人選手たちが前線を任されているが、チームの得点数はリーグワーストタイの「12」。一方で、失点数を「15」に抑えていることは評価に値するが、今後プレーオフ争いに絡むためには得点力の改善が急務となる。
シャルルロワ vs アントワープ
開幕から連勝で首位をキープしてきたアントワープだが、ここに来て失速。直近3試合で2敗を喫して首位の座をヘンクに譲っている。少なからず影響しているのが三好康児の前十字靭帯断裂による長期離脱、そして絶対的な主力選手であったラジャ・ナインゴランの無期限追放だ。後者に関してはベンチでの喫煙という行動のため擁護はできないが、チームに与えたダメージは大きい。一方のシャルルロワはここ4試合勝利なし。森岡亮太は前節キャプテンマークも巻いて出場したものの、得点には絡めず。チームに勝利をもたらす5試合ぶりのゴールは生まれるだろうか。
ベルギーリーグ第15節
▽10月29日（土）※日本時間
ヘンク vs メヘレン(3:45)
ズルテ・ワレヘム vs スタンダール・リエージュ(23:00)
▽10月30日（日）
ウェステルロー vs シント＝トロイデン(1:15)
コルトレイク vs セルクル・ブルッヘ(1:15)
クルブ・ブルッヘ vs オーステンデ(3:45)
アンデルレヒト vs オイペン(21:30)
▽10月31日（月）
セラン vs ユニオン・サン＝ジロワーズ(0:00)
ルーヴェン vs ヘント(2:30)
シャルルロワ vs アントワープ(5:00)
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