リーグ戦10連勝を飾ったルチアーノ・スパレッティ率いる首位ナポリ。前節で2位につけていたミランが引き分けたことで、その差は8ポイントへと広がり、悲願のスクデットへ向けて独走を続ける。そんな中、スパレッティのチームは日本時間12日、セリエA第15節で8位ウディネーゼをホームに迎える。
アンドレア・ソッティル率いるウディネーゼは今シーズン、ローマやインテルに勝利を収めるなど開幕直後に快進撃を見せたチーム。直近の6試合では未勝利と足踏みが続くが、スパレッティは自身のウディネーゼ時代の教え子ソッティルのチームに警戒を緩めない。
「ウディネーゼはカルチョができるクラブだ。それに常に注意深く、世界中から素晴らしい若手選手たちを集めることに成功している。開幕前、ディレクターからウディネーゼが強いチームであることも聞いていた」
「ソッティルのことはよく知っている。彼のことを指導した経験があり、彼の性格は分かっている。当時から守備に関してビジョンを持っており、優秀な指揮官になりそうな雰囲気はあった。罠とは言わないが、難しい試合になるだろう」
「現在のウディネーゼはトップクラスに見えないかもしれないが、フィオレンティーナに1-0、ローマに4-0、インテルやサッスオーロに3-1で勝利を収めたチームだ。それにアタランタやラツィオと引き分け、敵地においてもヴェローナやモンツァで白星を勝ち取っている。それにもかかわらず、簡単な対戦だと考える者がいるようだが、私の選手たちはそんなことを信じない」
(C)Getty Images
ナポリの唯一の武器
またスパレッティは、エンポリを相手に前半をスコアレスで折り返すなど苦戦した前節を振り返りつつ、意気込みを示した。
「エンポリ戦では苦しめられたが、自分たちのやりたいことを見せ、ふさわしい勝利を得ることができた。プレシーズンの親善試合からやり続けていることを、改めてピッチでみせなければならない。困難に向き合ったとしても、再び相手陣内へと押し込み、ゴールを目指して自分たちのプレーを仕掛けていく必要がある」
「危険には立ち向かうつもりだが、我々が自ら呼び込むことはない。それに自分たちのプレーを仕掛ける喜びを持って攻撃しなければならない。それが我々の唯一の武器だ。どんなことが起きても、自分たちのプレーをあきらめない」
「ミランが引き分ければうれしいのは当然だが、ミランとの差が8ポイントになったからと言って、我々にとって大きく変わるわけではない。我々は自分たちのクオリティに集中し、同じことをやり続けるだけだ。何が起こるかは別として、自分たちの明確な目標を持っていなければならない」
(C)Getty Images
放送・配信予定
- ナポリ vs ウディネーゼ
- 配信:DAZN
- キックオフ:2022年11月12日(土)日本時間23:00
- 会場:スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ
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