セリエA中断後の1週間の休養を経て、現地時間20日にトリゴリアで再集合したローマ。まもなく迫る日本ツアー(25日に名古屋グランパス戦、28日に横浜F・マリノス戦)に向けて、ジョゼ・モウリーニョのチームは練習を再開したが、指揮官との間で確執が報じられているリック・カルスドルプの姿は見えなかった。
そんな事情から、オランダ人DFの来日が実現することは難しいと見られており、このまま来年1月の移籍期間にチームを去る可能性も現実味を帯びている。
カルスドルプは、ローマと2025年までの契約を結んでいるが、日本時間10日のサッスオーロ戦終了後、モウリーニョが「私は選手に裏切られたように感じている。彼には1月に新たなチームを見つけるように伝えた。チームは勝とうとしていたのに、我々の努力はプロとしてふさわしくない態度を見せた選手に裏切られた」などと発言し、物議を醸した。
リーグ戦中断後の休養期間の間にも、両者の冷え切った関係が改善することはなく、カルスドルプは正当な理由もなく、チームの練習を欠席。クラブは選手の売却へと舵を切り始めている。そんな中、『Tuttosport』は、ローマDFに対するユヴェントスの関心を伝えている。
後半戦での巻き返しを図るマッシミリアーノ・アッレグリのチームは、冬のメルカートへ向けてサイドの大型補強を検討。現時点でオランダ人DFは最有力候補ではないが、もし移籍期間終了間際までにユーヴェの補強が進まず、カルスドルプの移籍先も決まっていなければ、獲得に乗り出す可能性があると見られている。
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