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クロアチア代表指揮官ズラトコ・ダリッチが、決勝トーナメント1回戦で戦う日本代表について言及した。
FIFAカタール・ワールドカップにおいて日本はグループE1位突破。ラウンド16ではグループFの2位クロアチアと戦うことになっている。でドイツ、スペインと強豪を撃破し、勝ち点6で1位突破を決めた。ラウンド16ではグループEを2位で勝ち上がった前回準優勝国のクロアチアと激突する。
クロアチアのダリッチ監督はこの一戦を前に「日本代表で知っている選手は？」と問われ、次のように返答している。クロアチアメディア『Slobodna Dalmacija』が報じた。
「日本代表選手の多くがヨーロッパでプレーしていることは把握しているよ。みんなクオリティが高く、ヨーロッパのフットボールをよく知っている」
「ブンデスリーガでは8名がプレーしているね。あとはセルティックのストライカー（前田大然）もいる。クロアチアにもフランクフルトでプレーしている選手（クリスティアン・ヤキッチ）がいるから、彼からも情報をよく聞くことになるだろう」
クロアチア代表には現フランクフルトのヤキッチのほか、セルティックのヨシプ・ユラノヴィッチ、シュトゥットガルトのボルナ・ソサなど、普段は日本代表選手とプレーしているプレーヤーが多く名を連ねている。ダリッチ監督にとっては、彼らから得る情報が一つのヒントになるかもしれない。
W杯の大舞台で日本がクロアチアと戦うのは、1998年（0-1）、2006年（0-0）大会に続いて3度めとなる。今回こそクロアチアを上回り、日本は初となるベスト8に勝ち進めるのか。注目の一戦は日本時間5日24時キックオフとなる。