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FIFAワールドカップ 2022

「日本の次はブラジルを泣かせた」90分間の戦いはわずか1勝で準決勝進出、クロアチアの強さの秘訣を伊紙が分析 | カタールW杯2022

DAZN NEWS
「日本の次はブラジルを泣かせた」90分間の戦いはわずか1勝で準決勝進出、クロアチアの強さの秘訣を伊紙が分析 | カタールW杯2022(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】 FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022のベスト8でPK戦の末、優勝候補のブラジルを下す番狂わせを起こしたクロアチアの強さについて、イタリア紙が注目した。
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クロアチアは、FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022のF組を1勝2分で2位通過すると、決勝トーナメント1回戦でE組を首位突破した森保一監督率いる日本代表と対戦。120分間を終えて1-1のまま決着がつかず、PK戦を制してベスト8へと駒を進めた。

日本時間10日に行われた準々決勝では、韓国に4-1と圧勝して勝ち上がった優勝候補のブラジルと対戦。再び延長戦を1-1で終えると、またしてもPK戦で強さを発揮し、4-2で番狂わせを起こした。そんなクロアチアの強さの秘訣に、『Gazzetta dello Sport』が注目している。

20221205-Japan-vs-Croatia(C)Getty Images

イタリア紙は「5戦1勝で準決勝! いかにして最少の労力で最大を得るのか?」との見出しをつけ、「またしてもPK戦を制し、日本の次はブラジルを泣かせた」前回大会の準優勝国の分析をおこなった。「(ルカ)モドリッチと仲間たちのチームは、1998年以降、グループステージを突破すれば、毎回、準決勝まで飛躍するという途方もないデータを残している」と指摘している。

決勝Tで変貌するクロアチア

これまで「2018年より4歳年を取った」、「本物のストライカーが不在のままプレーしている」、「世代交代がない」などと評判を落としていたクロアチア。だが前回大会に続く準決勝進出を果たしたチームは「もはやサプライズではなくなった」とイタリア紙は見る。

「人口400万人未満のクロアチアは、W杯の優勝トロフィーを目指す者が道中で出くわすとしたら最悪の相手だろう。なぜならバルカン人たちはトーナメントに入ると戦艦へと変貌するからだ」と分析。そして実際、「ネイマールや多彩な芸術家を擁するブラジルを帰国させることに成功した」。

さらにイタリア紙は、「クロアチアは誇り高き小国だ」と続け、ブラジルのように「歌うことはないが走る」チームであると指摘。「2戦連続で延長戦に入っても、屈服する素振りは一切見せない」不屈の精神で「苦戦すればするほど楽しむことができる国民性」であると述べた。勝敗を分けた「セレソンとのPK戦においては、冷酷さと精度が疲労に勝利を収めた」と振り返った。

「ゆっくりとエンジンをふかすディーゼル車」のようなクロアチアは、「1998年や2018年と同じように、グループステージを突破すると準決勝まで飛躍した」が、「興味深いことに、(ズラトコ)ダリッチのチームは90分間で勝った試合がカナダ戦の1試合しかない」にもかかわらず、準決勝行きの切符を手にし、「最少の労力で最大を得た」ことにイタリア紙は注目した。

また、クロアチアが1998年フランスW杯以降の決勝トーナメント10試合のうち5試合は延長戦へともつれ込み、「5回のチャンスですべて勝利を持ち帰った」ことから、90分間を超える戦いにおける勝負強さも兼ね備えていることも指摘した。イタリア紙は最後に、「今度はブラジルを倒した小国クロアチアの踊る番だ」と締めくくっている。

Brasilien Neymar Vinicius Paqueta Raphinha WM 05122022Getty Images

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