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FIFAワールドカップ 2022

2大会連続決勝の夢破れたクロアチアに伊紙「かぼちゃの馬車に戻ったが主将はプリンスのまま」37歳モドリッチに敬意 | カタールW杯2022

DAZN NEWS
2大会連続決勝の夢破れたクロアチアに伊紙「かぼちゃの馬車に戻ったが主将はプリンスのまま」37歳モドリッチに敬意 | カタールW杯2022(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022の準決勝でリオネル・メッシらを擁する優勝候補のアルゼンチンに敗れたクロアチアについて、イタリア各紙が見解を示した。
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FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022決勝トーナメントにおいて、日本やブラジルをPK戦の末に下して勝ち進んだクロアチアは現地時間13日、準決勝でリオネル・メッシを擁する優勝候補のアルゼンチンと対戦。34分にメッシのPKで先制点を奪われると、その5分後にはフリアン・アルバレスに追加点を奪われて苦しい展開を強いられた。

指揮官のズラトコ・ダリッチは、後半開始からミスラヴ・オルシッチとニコラ・ヴラシッチを、その4分後に、ブラジル戦で同点弾をマークしたブルーノ・ペトコヴィッチを投入して打開を図ったが、アルゼンチンの流れを断ち切ることはできず、69分に3失点目を喫して0-3で敗北。2大会連続での決勝進出を逃した。

そんなクロアチアについて、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、「ダリッチ監督のチームは一度も試合に入ることができなかった」などと分析。「クロアチアは、以前から指摘されていた攻撃陣の限界を露呈して砕けた。また守備陣も不安定な部分を見せた」と振り返った。

『Corriere dello Sport』は、準々決勝で優勝候補のブラジルを下した躍進を称えつつ、「ブラジルを相手に偉業を成し遂げたが、準決勝で散った」と報道。「フランスに敗れた2018年ロシアW杯から2大会連続での決勝進出の夢は消え失せた」と伝えた。

また『Corriere della Sera』は、チームの要である37歳の主将ルカ・モドリッチに見解を示した。「ラストダンスは、ボール奪取やドリブルをこなしてロック調でスタートしたが、アルゼンチンのPKにつながるシーンでボールを失ったのも彼だった」と指摘。それでも「クロアチアの馬車は、かぼちゃの馬車に戻ってしまったが、主将はサッカー界のプリンスのままであり続ける」と綴り、シンデレラストーリーの終焉を告げつつ、37歳MFへ敬意を示した。

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