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クロアチア代表指揮官ズラトコ・ダリッチが、3位決定戦に向けて照準を定めた。
前大会優勝国のクロアチアは、準決勝でアルゼンチンに敗れて3位決定戦に回ることになった。指揮官ダリッチは公式会見で「3位というポジションをクロアチアに持って帰ることが重要」と語り、モロッコ戦必勝を誓っている。
「フランス大会（1998年）でクロアチアは最初のメダル（3位）だった。そして今はだいぶ当時と状況が異なる。前回大会で銀メダルを獲得し、それ以上のことを成し遂げた」
「クロアチア国民の皆さんは、我々代表チームを誇りに思ってもらいたいと思っている。3位決定戦では勝って大会を終えられるように尽力する。4年前に達成した成果を今回も繰り返したい。クロアチアは小さな国だが、大きなことを成し遂げられる国だと、多くの方に知ってもらいたいんだ」
今大会は過密日程が続いたこともあり、ダリッチ監督は「1カ月足らずで7試合目だ。選手たちはみんな疲れている」と発言。教え子たちのコンディションは満身創痍だとも口にしている。
「もちろん誰もがこの舞台で、ピッチに立ちたいと思っている。だが、実際に選手たちからは負傷者が続出していて、みんな疲れ果てている」
「モロッコ戦はとても難しいゲームになるだろう。100パーセントの状態にないことを選手たちも認めたくないだろうからね。ただ、最高の結果が得られるように、選手たちみんなとコミュニケーションを取り、しっかりとゲームへ臨みたい」
カタールW杯の3位決定戦、クロアチアvsモロッコは日本時間17日24時キックオフとなる。