FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022においても活躍を見せたメキシコ代表GKギジェルモ・オチョアは、現地時間22日にサレルニターナが拠点を置く南イタリアのサレルノに到着。翌23日、半年間の正式契約を結んだことがクラブから発表された。
37歳のメキシコ人GKは、昨年2月から指揮を執るダヴィデ・ニコーラの下、2シーズン連続でのセリエA残留を目指して戦うことになる。
U.S. Salernitana 1919
サレルニターナは23日、クラブ公式サイトを通じて来年1月のメキシコ人GKの加入を発表。「USサレルニターナ1919は、1985年生まれのGKギジェルモ・オチョアと合意に至ったことを発表する。選手はグラナータ(サレルニターナの愛称)と2023年6月30日までの契約を結び、延長のオプションが付帯する。背番号は13番を着用する」と伝えた。
オチョアとは何者か?
来夏に38歳を迎えるベテランGKは、長いキャリアにおいてフランスやスペイン、ベルギーと渡り歩き、ヨーロッパでのプレー経験も豊富だ。直近の3シーズンに所属したクラブ・アメリカとの今月末での契約満了を機に、サレルニターナでイタリアのセリエAに初挑戦することになる。
W杯での偉業
また、メキシコ代表においては、2005年からの常連だ。カタールでキャリア通算5度目のW杯に招集されており、この記録は、アルゼンチン代表リオネル・メッシやポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウド、元ドイツ代表ローター・マテウス、元メキシコ代表のアントニオ・カルバハルおよびラファエル・マルケスと並ぶ。Getty
オチョアの愛称
メキシコ人GKの本名は、フランシスコ・ギジェルモ・オチョア・マガナだが、長年にわたって“メモ”の愛称で親しまれてきた。FIFAのインタビューにおいて、ニックネームに関するこだわりを明かしている。
「みんなからはメモと呼ばれている。子どもの頃からそう呼ばれてきて、父と母も僕を叱る時だけギジェルモと呼んでいたんだ。他のニックネームは、僕の人生や僕自身と関わりがないので、好きになれない」
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