26日、各地でJ1、J2、J3の試合が行われた。
6試合が開催されたJ1で大きな注目を集めたのは、ヴィッセル神戸と浦和レッズの試合だ。ここまでなかなかリーグ戦で結果が出ず、難しい状態が続いていた両チームの対戦は、序盤から拮抗した展開で推移。どちらもビッグチャンスをうまく作り出せない中、時間だけが進んでいく。
試合が動いたのは、スコアレスドローも見えてきた90分だ。ゴール前でFKを手にした浦和は、途中出場のMFダヴィド・モーベルグがキッカーに。壁の上を越えて狙ったシュートは、急激なドライブがかかりつつバーに当たりながらゴールに吸い込まれ、大きな先制点がもたらされた。これが決勝ゴールとなり、浦和は今季初の連勝を飾っている。
その他、首位の横浜F・マリノスを追う鹿島アントラーズは名古屋グランパスを相手に先制点を奪ったが、後半に追いつかれてドロー決着。海外移籍が決まったDF小川諒也の国内最終戦となったFC東京とサガン鳥栖の試合は、後半に一挙4得点を奪った鳥栖がホームでFC東京を5-0で下している。
J2は7試合が開催された。こちらも大きな注目を集めた首位・アルビレックス新潟と2位の横浜FCが相対した試合は、拮抗した展開で推移しながらも、19分にMF長谷川竜也のクロスにFW小川航基がヘディングで合わせて先制。これで横浜FCが優勢に試合を進めると、70分には再び長谷川のパスから今度は抜け出したFW渡邉千真が大きな勝ち越し弾を奪って勝負あり。上位対決を制した横浜FCが首位に返り咲いた。
そのほか、ロースコアの試合が多くなった中、ジェフユナイテッド千葉が天皇杯3回戦で川崎フロンターレを破った東京ヴェルディを相手に3-1で完勝して7位に浮上。敵地でFC琉球と対戦したFC町田ゼルビアは、DF高橋祥平のゴールを守り切りウノゼロ勝利で5位となった。
J3は5試合が開催。昨日、首位の鹿児島ユナイテッドが敗れた中、いわきFCは勝てば首位に上がれたが、敵地での松本山雅FC戦は1-2で敗戦。2位のままとなり、一方で松本が首位・鹿児島との勝点差を「1」に縮めている。
■ 6月26日開催 結果
・J1第18節
札幌 1-0 G大阪
名古屋 1-1 鹿島
C大阪 1-1 清水
神戸 0-1 浦和
京都 0-1 湘南
鳥栖 5-0 FC東京
・J2第23節
千葉 3-1 東京V
栃木 1-1 岩手
横浜FC 2-0 新潟
徳島 1-0 群馬
琉球 0-1 町田
大宮 0-1 金沢
山口 2-1 甲府
・J3第14節
八戸 1-0 福島
宮崎 1-4 岐阜
今治 0-0 沼津
松本 2-1 いわき
北九州 1-0 讃岐
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