19日に開幕するE-1選手権。今大会に挑む日本代表の選手は国内組からの選出とあって、Jリーガーたちのパフォーマンスに大きな期待がかかっている。
そんな中、中田氏はE-1選手権に出場する日本代表選手から注目選手を「Power Push」。4人の選手を紹介した。
まずは湘南ベルマーレのFW町野修斗だ。代表初選出となった町野は、今季ここまで8得点を奪取。J1の日本人得点ランク2位となっている。中田氏は町野の特徴について「ゴール前での引き出しが多く得点パターンが豊富」といろいろな形でゴールを奪えていると主張。「185cmの長身ながら足元の技術も非常に高く、中盤に降りてのチャンスメイクやためを作るポストプレーなど、味方を生かすプレーができる」と万能型ストライカーを称賛しつつ、三重県の伊賀市出身とあって「忍者のようにマークを外し、E-1選手権でゴールを量産できればW杯行きも見えてくる」と自身の見解を明かした。
続いて「Power Push」したのは、横浜FMの岩田。昨年は東京五輪メンバーに入ることが叶わなかったが、今季、横浜FMの中心としてチームを支え、今回A代表に選出された選手だ。そんな岩田を中田氏は「ボランチですが、右サイドバックやCBでもプレーできる守備のオールラウンダー」と紹介。その上で、対人の強さやボール奪取能力に秀でており、「遠藤航を脅かす存在になってほしい」と期待を込めた。
3人目はサンフレッチェ広島のDF荒木隼人。J屈指のエアバトラーに対し、中田氏は「186cmの体格を生かした空中戦の強さ」が特徴だと強調。セットプレーの得点力などにも触れ、「ライバルは多いが高さという武器を生かして頑張ってほしい」とエールを送った。
最後は10年ぶりの代表復帰となった横浜FMのMF宮市亮を「Power Push」。今季ここまで3ゴール3アシストと結果を残す宮市に対し、DFを一瞬で置き去りにするスピードやカットインからのシュート、積極的な仕掛けが魅了であると紹介。両サイドでプレー可能な対応力を挙げ、「メンバー争いに食い込んで日本代表を盛り上げてほしい」と思いを明かした。
明日、開幕するE-1選手権にメンバー入りした4人。ピッチでどれだけの力を示せるか注目したい。
やべっちスタジアム
配信：DAZN 配信日：毎週日曜
出演：矢部浩之、黒木ひかり（敬称略）
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