19日に開幕を迎えたEAFF E-1サッカー選手権。香港代表と対戦した日本代表は、今大会の初戦で相馬勇紀、町野修斗、西村拓真がそれぞれ2得点ずつ決める合計6得点の大勝。好スタートを切っている。
その初戦でいきなり初先発のチャンスが巡ってきた藤田は、ボランチとしてフル出場してA代表デビュー。「年齢が上の人にも気負うことなく、やれるのが自分の良いところ。マリノスと日本で緊張感も変わらなかった」とこの舞台に動じることなく、普段通りのプレーを心がげ、「試合には落ち着いて入れたと思う」と20歳という年齢を感じさせない堂々たるプレーを随所に見せた。
しかし香港戦での自分自身のプレーには満足していなかった。
「球際やセカンドボールを拾った後、ボールを奪った後のワンパスやファーストプレーのところで相手に奪われてしまうシーンもあったり、ラインを割ってしまうことが多かった。もっと簡単に前につけられるシーンもあったし、もっと正確なパスで相手を困らせることはできたと思う」。
特に前半は攻撃で押し込んでいる時の立ち位置が低かったことを反省し、「10m~20mくらい前にいることができれば、もう少しセカンドボールも拾えた」と後悔を口にし、後半には自らのプレーを微調整してパフォーマンスの改善にも努めた。
W杯出場への貴重なアピールの場にもなるE-1選手権。「W杯出場という目標も大事だけど、目の前に集中することが1番大事」と強調。さらに、「1試合、1試合で攻撃ではテンポを出すところ、守備では1対1の強さやセカンドボールを拾うところなど自分の持ち味を全面に出していきたい」と自分自身のパフォーマンス向上に集中している。パリ五輪世代の代表でもある藤田が今大会を通じてどんな成長を遂げていくか。今後の活躍を期待したい。
関連記事
●来週から開催されるE-1サッカー選手権の日本代表メンバーが発表。横浜FMから最多7人を選出 | サッカー日本代表
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?