東アジアの頂点を決めるEAFF E-1サッカー選手権決勝大会。初戦の香港戦を勝利で終えた日本は、連勝を目指して中国との第2戦を迎えた。
この一戦に向け森保一監督は、香港戦からスタメン11人全てを変更してきた。GKには大迫敬介が入り、最終ラインには右からDF小池龍太、DF中谷進之介、DF荒木隼人、DF佐々木翔を起用し、中盤のダブルボランチにはMF野津田岳人とMF橋本拳人を起用。2列目にMF宮市亮、MF脇坂泰斗、MF森島司を並べ、前線にはFW細谷真大を据えた。
試合は立ち上がりから日本ペースで進む。後方からしっかり前にボールを進めながら、トップ下に入った脇坂を経由しつつ、敵陣に侵入していった。
ただ、ペナルティーエリア内には何度も入っていくかが、なかなかゴールネットを揺らすことができない。相手が5-4のブロックを構えてきたこともあり、こじ開けるのに時間がかかり、シュートもうまく枠に飛ばず。前半はチャンスこそ作りながらも、得点を奪えないままスコアレスで前半を折り返した。
後半も立ち上がりから日本が攻めていくが、前半同様ゴール前までは行くものの、最後のところでアイディアを欠き得点することができない。53分には細谷がこの日、最大の決定機を迎えるが、フリーで放ったシュートはゴール上に外れてしまった。
中盤以降は選手交代を駆使しながら状況の打開を図ったが、最後までゴールネットを揺らすことができず。オーバーエイジ2人を加えたU-23中国代表と呼べるような相手に対して、スコアレスドローという悔しい結果で試合を終えた。
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