30日、各地でJ1、J2、J3の試合が行われた。
8試合が開催されたJ1リーグ。日産スタジアムでは首位の横浜F・マリノスと2位の鹿島アントラーズによる首位攻防戦が行われた。
8試合連続で複数得点を記録して首位を走る横浜FMは今週、MF宮市亮が前十字靭帯を断裂したことを発表。彼とともに戦った今シーズンを優勝という形で終えるためにも、気持ちを込めて鹿島との天王山に挑んだ。その思いがゴールに結実したのは37分。FWアンデルソン・ロペスのクロスにFWエウベルが押し込んで先制点を手にした。
これで主導権を握った横浜FMは、後半に入っても攻勢を仕掛け、51分にセットプレーの流れからMF岩田智輝が追加点。その後もゲームをコントロールしながら時間を進め、横浜FMが首位攻防戦を勝利した。
注目された浦和レッズと川崎フロンターレの一戦は、川崎Fが新型コロナウイルスの陽性判定を受けた選手が多く、遠征メンバー16人で試合に臨むことに。そんな相手に対し、浦和はしっかりとしたゲームを披露。前半から得点を重ねると、後半は一点を返されたが、相手の隙を見逃さずにMF岩尾憲が重要な3点目を奪って見せた。これで勝利した浦和は上位を追走。敗れた川崎Fは、5位に転落した。
そのほか、ヴィッセル神戸にウノゼロで勝利した柏レイソルが3位に浮上。アビスパ福岡に快勝したセレッソ大阪が4位に順位を上げている。
J2リーグは10試合が開催。首位の横浜FCはいわてグルージャ盛岡をホームに迎えて勝利を目指したが、予想外の結果となった。前半の9分にFWモレラトにゴールを奪われると、その後攻勢を強めたものの、同点弾をなかなか奪うことができず。逆に岩手は48分にMF弓削翼、65分にFWブレンネルが追加点。3-0で岩手が快勝し、横浜FCは連勝がストップした。
ただ、首位が敗れた中、2位以下も勝点を大きく積み上げられず。2位のアルビレックス新潟は敵地で好調のV・ファーレン長崎と2-2のドロー、3位のベガルタ仙台は敵地でレノファ山口FCとこちらも2-2のドロー。勝点1だけ縮めることになっている。
6試合の開催となったJ3リーグは、首位の鹿児島ユナイテッドが敵地で好調の藤枝MYFCに1-2で敗戦。藤枝は鹿児島を抜いて2位に浮上した。その中、首位に上がったのはいわきだ。カターレ富山とドローに終わったいわきは、得失点差で鹿児島と藤枝を上回り首位に立っている。
■ 7月30日開催 結果
・J1第23節
札幌 2-2 名古屋
磐田 1-0 湘南
浦和 3-1 川崎F
横浜FM 2-0 鹿島
G大阪 1-1 京都
C大阪 2-0 福岡
神戸 0-1 柏
広島 1-2 FC東京
・J2第29節
水戸 1-0 大宮
栃木 1-1 徳島
横浜FC 0-3 岩手
琉球 2-0 熊本
山形 1-0 町田
群馬 1-1 甲府
岡山 1-1 千葉
山口 2-2 仙台
長崎 2-2 新潟
大分 2-2 東京V
・J3第18節
福島 1-1 今治
藤枝 2-1 鹿児島
富山 1-1 いわき
讃岐 0-1 長野
北九州 1-0 沼津
鳥取 4-0 岐阜
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