準々決勝2試合が開催された22日。まずはラウンド16で横浜F・マリノスを破って準々決勝にコマを進めた神戸が、韓国の全北現代モータースと対戦した。
神戸は過密日程を考慮して大幅にメンバーを変更。MFアンドレス・イニエスタやFW大迫勇也がメンバー外となり、FWステファン・ムゴシャとMF郷家友太を前線に並べた[4-4-2]のシステムを採用した。
立ち上がりから攻勢をかけたのは全北現代だったが、神戸も我慢強く戦い時間を進めていく。その中、先手を奪ったのは神戸だ。64分、MF小林祐希の左CKの流れから最後はMF汰木康也が押し込み、神戸がついに均衡を破ることに成功した。しかし、わずか2分後に失点し、そのまま90分を終了。延長戦へと向かった。
死力を尽くしてぶつかった延長戦は、103分に全北現代が追加点を奪取。その後、神戸も反撃を試みたが、延長後半アディショナルタイムにさらに失点を献上し、2年ぶりとなったACLの挑戦はベスト8で幕を閉じることになった。
続いてベスト4に挑んだのは浦和だ。ラウンド16のジョホール・ダルル・タクジム戦で大勝を飾った浦和は、勢いそのままにタイのパトゥム・ユナイテッド戦を迎えた。
試合は序盤から浦和が攻勢をかける。ゴールネットを揺らしながらもなかなか得点が認められない場面が続いたが、先制点は31分、左サイドのパス交換から中央にボールが入ると絶好調のMFダヴィド・モーベルグが左足を一閃。これがゴールへと突き刺さり、先手を奪った。これでペースを握ると、前半にセットプレーからさらに得点を奪取。2-0で前半を折り返した。
後半も浦和の勢いは止まらない。65分にMF小泉佳穂が素晴らしい左足のシュートを沈めて3点目を奪えば、72分にもMF明本考浩が強烈な左足のシュートを決めて4点。これで試合の大勢が決まった。終盤も冷静にゲームをコントロールしながら無失点を貫いた浦和。準々決勝も大量4得点を奪い、準決勝へとコマを進めている。
■ 8月22日開催 結果
・ACL準々決勝
神戸 1-3 全北現代
浦和 4-0 パトゥム・ユナイテッド
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