25日、各地でルヴァンカップ、J2、J3の試合が行われた。
ルヴァンカップ準決勝第2戦は2試合が開催。初戦を1-1のドローで終えた浦和レッズとセレッソ大阪の試合は、敵地に乗り込んだC大阪が主導権を握る展開となる。一方的な展開となりつつある中、先制点は23分だった。MF毎熊晟矢のシュートが相手DFに当たってコースが変わると、さすがのGK西川周作も反応できずにゴールイン。C大阪が貴重なアウェイゴールを奪って先制に成功した。
この失点で反撃に出なければいけない浦和だったが、逆にC大阪がさらに勢いを増し、30分にはMF奥埜博亮が加点してリードを2点に広げた。こうなると完全にC大阪のペースに。攻撃の手を緩めないチームは51分、80分とさらにゴールを奪って試合を終わらせた。敵地で4得点を奪ったC大阪が2戦合計5-1で決勝戦へ駒を進めた。
もう一つのサンフレッチェ広島とアビスパ福岡の試合は、逆にロースコアのゲームに。拮抗した展開が続く中、ゲーム終盤には福岡が選手交代を駆使しながら広島のゴールに迫るが、最後まで相手の粘り強い守備を崩し切ることができず。試合はスコアレスドローに終わり、ファーストレグで3-2と勝利していた広島が決勝への切符を手にした。
J2は7試合が開催された。注目されたファジアーノ岡山とベガルタ仙台の上位対決は、FWステファン・ムークのゴールを皮切りに3得点を奪った岡山がホームで仙台を一蹴し、連勝となる勝点3をゲット。アルビレックス新潟は途中出場のMF秋山裕紀が決勝弾を奪い、1-0で大宮アルディージャを下して首位を堅持した。
そのほか、プレーオフ出場権を狙うチームではロアッソ熊本が敵地で勝利。徳島ヴォルティスは引き分け、FC町田ゼルビアは敗戦を喫している。
J3も7試合が開催された。昨日、2位の鹿児島ユナイテッドが完敗を喫した中、今日は首位のいわきFCがホームでFC岐阜を撃破。2位との勝ち点差を4に広げた。一方で2位に浮上するチャンスだった松本山雅FCはホームでY.S.C.C.横浜にまさかの敗戦。浮上のチャンスを逃している。
■9月21日開催 結果
・ルヴァンカップ準決勝第2戦
浦和 0-4 C大阪
広島 0-0 福岡
・J2第38節
岡山 3-0 仙台
岩手 1-3 金沢
秋田 2-1 町田
千葉 0-1 熊本
新潟 1-0 大宮
徳島 1-1 水戸
栃木 0-0 琉球
・J3第26節
いわき 2-1 岐阜
相模原 0-2 八戸
讃岐 0-4 富山
宮崎 2-3 今治
福島 2-1 北九州
松本 0-1 YS横浜
長野 2-1 沼津
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