今季、ストライカーとしての能力が一気に開花しているのが横浜FCの小川だ。完全移籍で加入した横浜FCのストライカーとして大きな期待を背負いシーズンに入ると、開幕戦でさっそくゴールを奪取。そこからコンスタントにゴールを重ね、今では20得点を奪って得点ランキングのトップを独走している。また、チームとしても首位を維持。多くのゴールでチームを勝利に導いている。
そんな小川だが、桐光学園高校から鳴り物入りでジュビロ磐田に加入するもプロ1、2年目はリーグ戦で5試合0得点。なかなか結果を残すことができなかった。その後もアンダー世代の代表では活躍を披露するが、トップチームではチャンスを得ることができず。2017年のU-20W杯ではエースストライカーとして結果も残したが、第2戦のウルグアイ戦で全治6ヶ月の負傷。長期間ピッチから離れることになった。
「プロで全然活躍できなくて、U-20W杯の前にはルヴァンカップでハットトリックして「ここからだ!」という時に怪我をしてしまった。そんなうまくいかないと思い知らされた出来事というか、今でも辛かったことを覚えています」
右肩上がりになってきたところでの負傷。ふと考えれば、落ち込んでしまうような状況だが、その大怪我から立ち直るきっかけがあったと言う。
「JISSでトレーニングしてたんですけど、バレーボール選手やバスケットボール選手も一緒にリハビリしていて、落ち込んでいる暇はないというような集団だった。前向きにやっていかないといけないと変わった感じがあります」
復帰後は浮き沈みがありながらも前に進んでいた小川。今季は横浜FCですでにキャリアハイのゴールを決めるなど、圧倒的な結果を残している。自身にとってサッカーは「生きる上での意義、活力・エネルギー。サッカーがないとどうやって生きていくのかわからない」と語った小川。小さい頃から夢とするW杯で得点を取ることを目指し、小川はさらなる成長を遂げていく。
やべっちスタジアム
配信:DAZN 配信日:毎週日曜
出演:矢部浩之、黒木ひかり(敬称略)
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