7日、各地でJ1と天皇杯の試合が行われた。
唯一の開催となったJ1のカードは、代替試合となった横浜F・マリノスと湘南ベルマーレの神奈川ダービーだ。
試合は公式戦5試合無敗と苦しい戦いが続く2位・横浜FMが主導権を握っていく。ゲームが動いたのは後半に入ってから。56分、DF舘幸希のトラップミスを見逃さなかったアンデルソン・ロペスが、ワンタッチで前線にスルーパスを送ると、これに抜け出したFW西村拓真がGKとの1対1を冷静に沈めて先手を奪うことに成功する。
これで一気に流れを掴んだ横浜FMは、70分にPKをFWアンデルソン・ロペスが決めて追加点を奪取。さらには、89分に加入後初出場となったMFヤン・マテウスが素晴らしい左足のミドルシュートを沈め、試合の大勢を決めた。ここ数試合、失点が続いていたが、この日はディフェンス陣も集中した守備で対応。無失点で勝利した横浜FMが首位に返り咲いた。
4試合が開催された天皇杯準々決勝。波乱を起こしたのは、J2のヴァンフォーレ甲府だ。
アビスパ福岡との一戦は、16分にFW三平和司のゴールで先制に成功。その後、一度は追いつかれてしまうが、90分間を戦い抜き、1-1のまま延長戦に進むことになる。そして、迎えた97分だった。途中出場のMF鳥海芳樹がタイミングよく抜け出してペナルティエリア内に進入すると、一度接触で倒れたが、すぐに起き上がって左足を振り抜く。これがゴールに決まり大きな勝ち越し点を奪った。
ゲーム終盤は相手の攻勢を受けたが、最後まで同点弾は許さず。2-1で勝利した甲府が準決勝へと駒を進めた。
そのほか、サンフレッチェ広島はセレッソ大阪に逆転勝利。京都サンガF.C.、鹿島アントラーズも準決勝への切符を勝ち取っている。
■ 9月4日開催 結果
・J1第25節
横浜FM 3-0 湘南
・天皇杯準々決勝
C大阪 1-2 広島
京都 2-1 東京V
神戸 0-1 鹿島
福岡 1-2 甲府
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