29日、スタッド・ランス（リーグアン）は、ヘンク（ベルギーリーグ）に所属する日本代表MF伊東純也の獲得を発表した。背番号は39で契約は4年間となる2026年まで。クラブ公式サイトが伝えている。
スタッド・ランスの公式HPでは「伊東は、幅広い技術を持つ超完璧なウイングだ」と紹介されており、攻守両面での貢献を期待されている。伊東の獲得にあたったマチュー・ラクールGMは「ゴール前でのプレーが非常に巧み。起点になることもフィニッシュするうこともできる希少な選手。同じく決定力のあるアルベル・ゼネリの完璧なパートナーになる」と評価している。
伊東は昨年10月にヘンクとの契約を2024年夏まで延長していたが、直近Twitter上では「残留宣言したことない」と残留報道を否定していた。移籍の決定にあたり伊東は自身のインスタグラムを更新。英語で「ここで過ごした期間は素晴らしかった。リーグ、カップ、スーパーカップを優勝し、熱い試合をいくつもプレーしました。新しいチャレンジの前に、チームメート、コーチングスタッフ、クラブ職員、役員の方々そしてベルギーで最高のファンに感謝したいです」と想いを綴った。
伊東は2015年にヴァンフォーレ甲府でプロデビュー。その後柏レイソルに活躍の場を移すと、2019年にヘンクへ移籍。ヘンクでは公式戦通算144試合に出場、29ゴールをマークした。昨シーズンはプレーオフを含めて39試合に出場し8ゴール18アシストを記録。リーグ最多のアシストを決めており、先週末に開幕したベルギーリーグでも、クラブ・ブルッヘ戦で先発出場を果たし早速アシストを決めていた。
スタッド・ランスは6度のリーグアン優勝を誇る古豪。今世紀に入ってからリーグアンとリーグ・ドゥを行き来していたが、2018－19シーズンから再びリーグアンに定着。昨季は11勝13敗14分と12位でシーズンを終えている。8月7日（日本時間8日3:45）に迎える開幕戦では酒井宏樹、長友佑都らも所属した強豪マルセイユと対戦する。
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