ラ・リーガ開幕節が現地時間8月12日～8月15日に行われた。
開幕節の総評
カディス対レアル・ソシエダ
今夏にレアル・マドリードからソシエダに完全移籍した久保建英は、今季初の公式戦でスタメン。中盤ダイヤモンドの4-4-2を採用した中で、久保は2トップの一角を務めた。立ち上がりからダビド・シルバと好連係を見せながら存在感を放つ久保は24分に魅せる。ミケル・メリーノの浮き球パスをペナルティアーク付近でトラップすると、そのまま右足ボレー。これがネットを揺らし、久保のゴールでソシエダが先制した。
迎えた後半も攻撃に要所で絡んだ久保は、70分にお役御免でベンチに下がる。その後も、ソシエダは久保のゴールを最後まで守り切ることに成功。マン・オブ・ザ・マッチに選出された久保の活躍もあり、ソシエダが敵地で白星スタートを切っている。
アルメリア対レアル・マドリード
昨季王者で今季は15年ぶりのラ・リーガ連覇を狙うレアル・マドリードは、敵地でのアルメリア戦で開幕。カリム・ベンゼマやヴィニシウスら攻撃陣に、中盤ではエドゥアルド・カマヴィンガに加えて、新戦力のオーレリアン・チュアメニを先発起用した。試合は6分、ディフェンスライン裏を突いたラージー・ラマザニがボックス内に侵入し、GKティボー・クルトワが守るゴールマウスを破ってアルメリアが先制する。
ビハインドで後半を迎えたレアル・マドリードは、ルカ・モドリッチを投入。すると61分には、ヴィニシウスの突破からルーカス・バスケスが決めて、同点に追いつく。これで勢いを得ると、74分には途中出場のダビド・アラバがボックス右手前で得たFKを直接沈めて逆転に成功。苦しみながらもレアル・マドリードが勝ちきり、開幕白星スタートを切った。
そのほかの試合
ホームにラージョを迎えたバルセロナ。チャビ監督は、新戦力のロベルト・レヴァンドフスキやハフィーニャに加え、ペドリやガビといったクラブの未来を担う選手を開幕スタメンに起用した。停滞した攻撃の中でチャビ監督は交代策やシステム変更で活性化を図るも、最後まで得点できず。開幕ドロースタートとなった。そのほか、昨季3位のアトレティコ・マドリードは敵地でのヘタフェ戦をアルバロ・モラタの2ゴールとアントワーヌ・グリーズマン弾で3-0と完勝。セビージャは敵地でオサスナに競り負け、黒星スタートとなっている。
開幕節の結果
オサスナ 2－1 セビージャ
【得点者】オ：チミー・アビラ（9分）、アイマール・オロス（74分／PK） セ：ラファ・ミル（11分）
セルタ 2－2 エスパニョール
【得点者】セ：アスパス（45+2分）、パシエンシア（63分） エ：エスポジト（72分）、ホセル（90+8分／PK）
バジャドリード 0－3 ビジャレアル
【得点者】ジャクソン（49分）、バエナ（81分、90分）
バルセロナ 0－0 ラージョ
【得点者】なし
カディス 0－1 ソシエダ
【得点者】久保 建英（24分）
バレンシア 1－0 ジローナ
【得点者】ソレール（45+1分／PK）
アルメリア 1－2 レアル・マドリード
【得点者】ア：ラマザニ（6分） レ：L.バスケス（61分）、アラバ（75分）
アトレティック 0－0 マジョルカ
【得点者】なし
ヘタフェ 0－3 アトレティコ
【得点者】モラタ（15分、59分）、グリーズマン（75分）
ベティス 3－0 エルチェ
【得点者】B.イグレシアス（28分）、フアンミ（39分、60分）
第2節の日程・対戦カード
| 日時 （日本時間） | 対戦カード | 配信予定 |
|---|---|---|
| 8月20日（土） 3:00 | エスパニョール vs ラージョ | DAZN |
| 8月20日（土） 5:00 | セビージャ vs バジャドリード | DAZN |
| 8月21日（日） 0:30 | オサスナ vs カディス | DAZN |
| 8月21日（日） 2:30 | マジョルカ vs ベティス | DAZN |
| 8月21日（日） 5:00 | セルタ vs レアル・マドリード | DAZN |
| 8月22日（月） 0:30 | アトレティック vs バレンシア | DAZN |
| 8月22日（月） 2:30 | アトレティコ vs ビジャレアル | DAZN |
| 8月22日（月） 5:00 | ソシエダ vs バルセロナ | DAZN |
| 8月23日（火） 3:00 | エルチェ vs アルメリア | DAZN |
| 8月23日（火） 5:00 | ジローナ vs ヘタフェ | DAZN |
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