週末に開催された日本人選手が所属する海外サッカーの結果を振り返る。
プレミアリーグ
冨安健洋（アーセナル）
vs フラム｜途中出場（89分IN）
負傷明けの冨安健洋はフラム戦でもベンチスタート。89分から途中出場し、わずかな出場機会を得るのみとなった。チームは2-1と競り勝っている。
三笘薫（ブライトン）
vs リーズ｜途中出場（79分IN）
三笘薫はリーズ・ユナイテッド戦でもベンチスタートとなり、79分から途中出場。限られた時間となったが、左サイドからの仕掛けでスタンドを沸かせる。アウトサイドでラストパスを送り、追加点の可能性を感じさせるなど、スーパーサブとして大きな存在感を放った。なお、チームも3勝1分けと好調な開幕スタートとなっている。
EFLチャンピオンシップ
中山雄太（ハダースフィールド）
vs WBA｜出場無し
ラ・リーガ
久保建英（レアル・ソシエダ）
vs エルチェ｜先発出場（78分OUT）
久保建英はエルチェ戦で2トップの一角として先発。ダビド・シルバ、ブライス・メンデスらとポジションを入れ替えながらプレーし、チャンスを生み出すセカンドトップとして存在感。攻撃の起点を作り、現地メディアでも一定の評価を得ている。チームは1-0で勝利し、2勝目を挙げた。
リーグアン
南野拓実（モナコ）
vs PSG｜途中出場（64分IN）
PSG戦で途中出場となった南野拓実。しかし、前線ではボールが収まらず、自陣であわや失点につながるパスミスも。チームはドローに終わったものの、アピールは失敗に終わったと言っていいだろう。
伊東純也（スタッド・ランス）
vs リヨン｜先発出場（67分OUT）
伊東純也はリヨン戦では2トップの一角で先発。右サイドからのクロスにヘディングで合わせ、貴重な先制点を挙げた。チームはその後、退場者が出たこともあり、追いつかれてドローに終わっている。
川島永嗣（ストラスブール）
vs オセール｜出場なし
オナイウ阿道（トゥールーズ）
vs ナント｜途中出場（46分IN）
ベルギーリーグ
上田綺世（セルクル・ブルッヘ）
vs ズルテ・ワレヘム｜先発出場（85分OUT）
上田綺世は先発すると、前半11分に初ゴール。左サイドからの長いスローインをペナルティーエリア内で味方が落とすと、走り込んだ上田は右足でゴール右隅に蹴り込んだ。チームは1-1のドローに終わっている。
香川真司、岡崎慎司、シュミット・ダニエル、橋岡大樹、林大地（シント=トロイデン）
vs メヘレン｜香川：フル出場、岡崎：フル出場、シュミット・ダニエル：フル出場、橋岡：フル出場、林：先発出場（74分OUT）
日本人5選手が先発したシント＝トロイデンはメヘレンと対戦。先制を許したが、57分に香川のPKで同点に。その後、2ゴールを奪って逆転勝利を収めた。この試合では林大地が復帰し、PKを獲得。さらに、香川に加入後初ゴールも生まれ、明るいニュースが届いた。
坂元達裕（オーステンデ）
vs ルーヴェン｜途中出場（59分IN）
町田浩樹（ユニオン・サン・ジロワーズ）
vs アンデルレヒト｜ベンチ外
三好康児（アントワープ）
vs ヘント｜途中出場（76分IN）
森岡亮太（シャルルロワ）
vs クルブ・ブルッヘ ｜先発出場（69分OUT）
キャプテンマークを巻いた森岡亮太は王者クルブ・ブルッヘ戦で先発。すると9分、相手GKが弾いたボールを森岡が右足で丁寧に押し込み、先制点を奪った。しかし、その後、前半のうちにスペイン人ＦＷフェラン・ジュグラに2得点を許し、1-3と敗れている。
渡辺剛、田中聡（コルトレイク）
vs リエージュ｜渡辺：フル出場、田中：途中出場（46分IN）
ポルトガル・リーグ
藤本寛也、新井瑞希（ジウ・ヴィセンテ）
vs ヴィゼラ｜藤本：フル出場、新井：フル出場
小川諒也（ギマランイス）、邦本宜裕（カーザ・ピア）
ギマランイス ｜途中出場（82分IN）
カーザ・ピア ｜先発出場（80分OUT）
日本人選手が所属するギマランイスとカーザ・ピアが激突。3トップの右で先発した邦本宜裕は7分、ペナルティエリア内中央から左足でシュートすると、これがゴール左に突き刺さり、加入4試合目で初得点をマークした。邦本は80分に交代した一方で、小川諒也が82分に途中出場。そのため、日本人対決は実現しなかった。試合は邦本の決勝点で1-0とカーザ・ピアが勝利している。
中村航輔、川﨑修平（ポルティモネンセ）
vs マリティモ｜中村：出場なし、川﨑：ベンチ外
田川亨介（サンタ・クララ）
vs ファマリカン｜フル出場
中島翔哉（ポルト）
vs リオ・アヴェ｜ベンチ外
守田英正（スポルティング）
vs シャヴェス｜途中出場（60分IN）
先発から外れた守田英正は60分から途中出場。しかし、シャヴェスを相手にチームは0-2と敗れている。
渡井理己（ボアヴィスタ）、小久保玲央ブライアン（ベンフィカ）
ボアヴィスタ ｜途中出場（86分IN）
ベンフィカ ｜ベンチ外
ブンデスリーガ
堂安律（フライブルク）、浅野拓磨（ボーフム）
フライブルク ｜先発出場（74分OUT）
ボーフム ｜先発出場（75分OUT）
堂安律と浅野拓磨の日本人対決が実現。堂安は無得点ながら前線からの守備や力強いドリブルで存在感を発揮。一方で、浅野は2度の好機を活かすことはできず、フライブルクが1-0と勝利している。
板倉滉（ボルシアMG）
vs バイエルン・ミュンヘン｜フル出場
板倉滉は王者バイエルン戦で先発。多くのピンチがありながらも先制点を奪うと、後半もヤン・ゾマーの度重なるビッグセーブと板倉の好守で耐え続ける。最終的にはリロイ・サネの同点ゴールを許したが、1-1に終わり、1ポイントをもぎ取っている。
遠藤航、伊藤洋輝（シュトゥットガルト）
vs ケルン｜遠藤：フル出場、伊藤：フル出場
主将・遠藤航や伊藤洋輝は4試合連続の先発出場に。数多くのチャンスがありながらも活かしきれず、スコアレスドローで終了。ブンデスリーガ初勝利はお預けとなった。
長谷部誠、鎌田大地（フランクフルト）
vs ブレーメン｜長谷部：出場なし、鎌田：フル出場
ベンフィカ移籍報道も流れた中、鎌田大地はブレーメン戦で躍動。鎌田のパスを起点に同点ゴールが生まれると、後半にもジブリル・ソウのゴールをアシスト。チームは4-3と競り勝ち、鎌田は2得点に関与している。
吉田麻也（シャルケ）、原口元気（ウニオン・ベルリン）
シャルケ ｜フル出場
ウニオン・ベルリン ｜出場なし
シャルケの吉田麻也はウニオン・ベルリン戦では厳しいパフォーマンスに。6失点を喫する中で、守備崩壊の矛先を向けられた。なお、試合はウニオン・ベルリンが6-1と大勝したが、原口元気は出場機会なしに終わった。
スコティッシュ・プレミアシップ
古橋亨梧、前田大然、井手口陽介、旗手怜央（セルティック）
vs ダンディ・U｜古橋：先発出場（62分OUT）、前田：途中出場（62分IN）、井手口：ベンチ外、旗手：先発出場（62分OUT）
古橋亨梧がダンディー・ユナイテッド戦で大暴れ。前半だけでハットトリックの活躍を見せ、9-0の快勝に大きく貢献。現地メディアでも当然の最高評価を得ており、「全盛期のラーションを彷彿とさせる」との評価も。また、先発した旗手怜央、途中出場した前田大然も一定の評価を得ている。
エールディヴィジ
斉藤光毅（ロッテルダム）
vs ゴアヘッド｜ベンチ外
ファン・ウェルメスケルケン際（カンブール）、菅原由勢（アルクマール）
カンブール｜フル出場
アルクマール ｜途中出場（65分IN）
前田直輝（ユトレヒト）
vs アヤックス｜ベンチ外
日本人が出場した試合の結果
プレミアリーグ
アーセナル 2－1 フラム
ブライトン 1－0 リーズ
EFLチャンピオンシップ
ハダースフィールド 2－2 WBA
ラ・リーガ
エルチェ 0－1 レアル・ソシエダ
リーグアン
PSG 1－1 モナコ
スタッド・ランス 1－1 リヨン
オセール 1－0 ストラスブール
ナント 3－1 トゥールーズ
ベルギーリーグ
セルクル・ブルッヘ 1－1 ズルテ・ワレヘム
シント=トロイデン 3－1 メヘレン
ルーヴェン 2－1 オーステンデ
ユニオン 2－1 アンデルレヒト
ヘント 1－2 アントワープ
シャルルロワ 1－3 クルブ・ブルッヘ
コルトレイク 0－1 リエージュ
ポルトガルリーグ
ヴィゼラ 2－2 ジウ・ヴィセンテ
マリティモ 0－1 ポルティモネンセ
ファマリカン 1－0 サンタ・クララ
リオ・アヴェ 3－1 ポルト
スポルティング 0－2 シャヴェス
ボアヴィスタ 0－3 ベンフィカ
ギマランイス 0－1 カーザ・ピア
ブンデスリーガ
フライブルク 1－0 ボーフム
バイエルン・ミュンヘン 1－1 ボルシアMG
ケルン 0－0 シュトゥットガルト
ブレーメン 3－4 フランクフルト
シャルケ 1－6 ウニオン・ベルリン
スコティッシュ・プレミアシップ
ダンディ・U 0－9 セルティック
エールディヴィジ
ロッテルダム －
カンブール 0－1 アルクマール
ユトレヒト 0－2 アヤックス
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