ミランのステファノ・ピオリ監督が、サンプドリア戦の勝利を振り返った。
10日に行われたセリエA第6節で、敵地でサンプドリアと対戦したミラン。早い時間に先制したものの、後半頭にFWラファエル・レオンが2枚目のイエローカードで退場すると、その後に同点弾を許す。それでも67分、VARレビューで獲得したPKをFWオリヴィエ・ジルーが沈め、2-1で勝利をつかんでいる。
試合後、ピオリ監督はイタリア『スカイスポーツ』で「勝利は時々、苦しみや熱意、ファイトや歯を食いしばって得るものだ。前半はあと何点か取れていたかもしれないが、選手たちはハードワークして、ボール保持からプレーしてくれた。技術的なミスを減らすこと、良い試合運びをすることを目標としていたが、うまくいったね。改善を続けていきたい」と一定の満足感を口にしている。
なおこの退場で、レオンは最低でもセリエA1試合の欠場が濃厚に。指揮官は「アタッカーがボールを守ろうとするときはいつだって、ディフェンダーが身を投げた場合でもアタッカーが警告される。後半はファウルしないように注意していたのだが、申し訳ないね」と語っている。
ミランは次節ナポリとの大一番を控えているが、この一戦をエースが欠場することになる。一方でナポリ側も、FWヴィクター・オシムヘンが欠場予想。ピオリ監督は「どっちが損をするのか? どっちもだ」と答えると、以下のように続けている。
「(アンテ)レビッチはおそらく起用できない。この1週間は厳しい日程だったから、エネルギーを回復しないと。その後、ナポリ戦の解決策を見つけることになる。直接対決だし、素晴らしいチームが相手だ。ラファは我々の攻撃の局面で決定的な存在だが、他の解決策を探すよ」
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