概要
2022-23シーズンのUEFAネーションズリーグは日本時間23日、リーグAのグループ1とグループ4が2試合ずつ開催される。
グループA1
4試合を終えて2分け2敗とまさかの勝利なしで、すでにファイナル進出の可能性が消滅している前回王者フランス。今回の招集ではポール・ポグバやエンゴロ・カンテら主力メンバーが負傷で不在となり、また主将のウーゴ・ロリスも招集されたがケガで出場できず。カリム・ベンゼマやアドリアン・ラビオらも欠場が見込まれている。そのため、11月のワールドカップへ向けて若手選手を試す場となりそうだ。とはいえ、リーグB降格を避けるためにもホームでのオーストリア戦は勝利必須。3位との直接対決は重要な意味を持つ一戦となる。
一方、3勝1敗で首位を走るデンマークと2勝1分け1敗で2位につける2位クロアチアの首位攻防戦にも注目だ。EURO2020やワールドカップ予選での躍動著しいデンマークは、ネーションズリーグでもそのチーム力を武器に見事なスタートを切ったものの、第3節で唯一敗れたのがクロアチアだ。クリスティアン・エリクセンやカスパー・シュマイケルら主力が選出された中で、敵地でリベンジを果たせるのか注目だ。
【第5節】
9/23(金) 3:45 クロアチア vs デンマーク
9/23(金) 3:45 フランス vs オーストリア
グループA4
開幕節でオランダに1-4と敗れ、第3節でもウェールズと1-1で引き分けたベルギー。ファイナル進出大本命と見られていたが、ここまでは首位オランダを3ポイント差で追う状況だ。26日の直接対決を前に離されるわけにはいかず、ウェールズ戦は勝利が必須に。一方でウェールズとしても、勝ち点1で最下位に沈む状況下では3ポイントが絶対に必要だ。お互いに今回のグループリーグ山場を迎えており、2位vs4位の対決は白熱することが予想される。
一方オランダは、1勝1分け2敗で3位のポーランドと対戦。フィルジル・ファン・ダイクやフレンキー・デ・ヨング、メンフィス・デパイと直近数年間のチームで絶対的な存在だった選手たちが所属クラブでやや苦しんでおり、フォームの面で不安も残る。対するポーランドのエースFWロベルト・レヴァンドフスキは新天地でも絶好調であり、ワールドカップへ向けた最後の代表ウィークで仕上げにかかるはずだ。オランダとしては、敗れれば直接対決を前にベルギーに並ばれる可能性もあるため、敵地で最低でも1ポイントは必須になる。
【第5節】
9/23(金) 3:45 ポーランド vs オランダ
9/23(金) 3:45 ベルギー vs ウェールズ
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