イングランド代表FWラヒーム・スターリングが、批判を浴びるガレス・サウスゲイト監督を擁護した。イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。
UEFAネーションズリーグではここまで2分け3敗と勝利がなく、オープンプレーからの得点も450分以上ないなど、厳しい戦いが続くイングランド。リーグBへの降格も決定しており、11月のワールドカップを前にサウスゲイト監督への圧力は高まっている。
そんな中、26日にはウェンブリー・スタジアムで宿敵ドイツとの一戦に臨むイングランド。スターリングは会見で、「(批判は)トップレベルでプレーしていればつきものだ。もちろん多くが不当ではあると思う。でも、僕らはイングランド代表なんだ」と批判の声に理解を示しつつ、指揮官を擁護した。
「僕らは常に勝利へのプレッシャーに晒されている。今回の少しばかりの不調で決して慌てる必要はない。これから冬に向けて、また自分たちの力を発揮できる大きなチャンスが来るんだ」
「(サウスゲイト監督が)就任してから(2018年ワールドカップ)準決勝と(EURO2020)決勝に連れて行ってもらったことは、僕らの進むべき方向を示していることにほかならない。今はまだ、僕らができるレベルに達していないことはわかっているよ。でも、ポジティブにとらえることはできるはずだ」
「彼はずっと僕らを守ろうとしてきた。ピッチでやるべきことをやれるように、いつも環境を整えてくれた。夏の後、僕らはみんな自分自身を見つめ直さないといけなかった。今のパフォーマンスを誇りに思う選手はいない」
「でも、ガレスがすべての責任を負う必要はない。チームにはトップレベルで戦ってきた選手たちがいるんだ。僕らだってその責任の一端を担わないとね。試合に勝たなければいけない。そのためにここにいるんだ。ただ大会に参加するんではなく、勝ちに来たんだ」
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