元マンチェスター・ユナイテッドのエリック・カントナ氏は、カタール・ワールドカップのアンバサダーを務めるというデイヴィッド・ベッカム氏らが下した決定を痛烈に非難した。
11月に開幕を迎えるカタール・ワールドカップ。中東で初開催となる今大会は、異例となる冬季開催となり、さらに人権問題や開催国を選ぶ投票への疑惑といったことに注目が集まっており、しばしば非難の声が上がっている。
そんなカタール・ワールドカップには、フットボール界のレジェンドであるティム・ケイヒル氏やサミュエル・エトー氏、チャビ・エルナンデス監督、元ブラジル代表FWロナウド氏らがベッカム氏とともに大会アンバサダーを務める。
カタール・ワールドカップへの非難を繰り広げ、以前に「金がすべてだ。私個人として、このワールドカップを見ることはない」と主張するなど、同大会へのボイコットを宣言していたカントナ氏は、『The Athletic』でアンバサダーを務めるベッカム氏らへ厳しい言葉を送った。
「絶対にそのようなことをしない。私なら完全に反対のことをする。私は2022年1月からこのように言い始めている。このようなことを言い始めたのは、おそらく私が最初の人間だろう」
「元選手たちはこのようなことをするために金を受け取った。彼ら自身もあの場でどのようなことがあるかなんて知らない可能性がある。しかし、仮に知っていたとすれば、彼らは間違ったことをした思う。彼らはとても大きな間違いをした。とても大きな、大きな間違いだ」
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