アーセナルのミケル・アルテタ監督が、指揮官としてのタッチライン際での振る舞いについて語った。クラブ公式HPが伝えている。
今季プレミアリーグ開幕10試合で9勝（1敗）を挙げ、2位マンチェスター・シティに4ポイント差をつけて首位を走るアーセナル。アルテタ監督の手腕にも大きな称賛が集まる中、ヨーロッパリーグのPSV戦前に「指揮官は模範となる行動をする責任があるか？」と会見で問われると、以下のように答えた。
「審判に対しても、試合に対しても責任がある。この試合がリスペクトされるようにしたいんだ。もちろんどの監督にも言えることだが、自分自身の振る舞いには注意をはらい、クラブのために正しいことをするだけだ。それで十分だよ」
「でも、そうだね。非常に激しい試合で熱くなることもある。ここ数試合のようにね。VARが介入して多くの論争が起こり、結果が宙に浮いてしまうような瞬間が何度も見てきた。判定に左右されるためにコントロールすることは簡単じゃないが、もちろん大きな責任がある」
「（自分の振る舞いで落ち込んだことは？）もし試合後にカメラで自分の姿を見ることになれば、おそらく違う行動をするだろうね。だがあの熱い状況の中で、自分の選手と話すときでさえ多くの場合違うことをするはずだ。それは我々が学ばなければいけないこと。全員が意識していることではあると思うが、試合の熱狂の中で、ある種の振る舞いをすることになる」
また、今季のチームについて「もちろん勝利は助けになるし、不満はまったくない。今、このチームは素晴らしい時期にある特別なグループだと思うよ。今を楽しんでいるし、もっと良くなりたいと思っているが、正しい道は進んでいると思うよ」と満足感を語った。
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