1998年にバロンドールを受賞した元フランス代表のジネディーヌ・ジダン氏は、2022年の同賞を獲得したカリム・ベンゼマを称えた。
昨シーズンのラ・リーガとチャンピオンズリーグを制したレアル・マドリーの中で大活躍したベンゼマ。フランス代表としてもUEFAネーションズリーグ制覇を成し遂げるなど、シーズンを通して好パフォーマンスを維持した。
これを受け、ベンゼマが2022年バロンドールの本命に推される中、17日の授賞式で同賞を受賞することが決定。34歳での初受賞は史上2番目の最年長記録で、フランス人選手としては1998年のジダン氏以来となる24年ぶりの快挙となった。
レアル・マドリーの指揮官時代にベンゼマを指導したジダン氏は、同選手の受賞を受けてリポーターからベンゼマがフランス史上最高のストライカーかどうかを問われ、自身の見解を示した。
「みんなにはそれぞれのお気に入りがいるだろう。一部の人はジャン＝ピエール・パパンと言うだろうし、他の人はミシェル・プラティニと言うだろう。しかし、私にとってはカリムだ。なぜなら、私は彼のことを見てきたし、何が彼にふさわしいかをわかっていた。とにかく、彼はとても大きなものにふさわしい」
「彼がこれからもレアル・マドリーやフランスチームで長期的に記録を更新して、フィールドの上で輝き続けることを願っている。彼はさらなる高みに行ける能力を持つ選手だ」
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