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FIFAワールドカップ 2022

疑惑に揺れたエクアドル代表、予定通りW杯出場へ…CASが参戦認める|カタールW杯

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疑惑に揺れたエクアドル代表、予定通りW杯出場へ…CASが参戦認める|カタールW杯DAZN
【海外サッカーニュース】出場資格のない選手を南米予選で起用した疑いが掛けられていたエクアドル代表だが、スポーツ仲裁裁判所はワールドカップ出場を認める決定を下した。

スポーツ仲裁裁判所は、エクアドル代表のワールドカップ出場を認める決定を下した。

カタール・ワールドカップ南米予選を4位で通過し、本戦出場権を手にしたエクアドル。2大会ぶりに大舞台での戦いに臨む同国だが、予選で起用したバイロン・カスティージョに出場資格がないとの疑いが掛けられており、出場権を逃したチリとペルーのサッカー連盟がエクアドルの出場権剥奪を求めてスポーツ仲裁裁判所に訴えを起こしていた。

そして8日、スポーツ仲裁裁判所はエクアドルに関する声明を発表。この中で「スポーツ仲裁裁判所は選手バイロン・カスティージョの資格を認め、一方でFIFAの規定違反によりエクアドルサッカー連盟に対して罰則を科す」と伝え、チリとペルーの訴えを退けた。

なお、カスティージョの出生地や誕生日に関する情報が事実とは異なることから、エクアドルサッカー連盟に対する罰則として、10万スイスフラン(約1480万円)の罰金と、2026年ワールドカップ南米予選で勝ち点3ポイントを剥奪する処分を科すことを併せて発表している。

チリサッカー連盟は、1分け1敗に終わったエクアドル戦にカスティージョが出場していたことから、試合が無効となり、勝ち点6が自チームに与えられると主張。仮に6ポイントを獲得すれば、チリはペルーとコロンビアを上回ってワールドカップ出場権を獲得できる4位にまで浮上することから、エクアドルに代わる本戦出場をFIFAに要求していた。

しかし、FIFAはチリの訴えを退け、予選の順位通りにエクアドルがワールドカップに出場することを支持。この決定を不服としたチリサッカー連盟は、スポーツ仲裁裁判所に訴えを起こしていた。一方、南米予選5位で大陸間プレーオフに敗れたペルーサッカー連盟もチリと同様にエクアドルの出場権剥奪、自国の代替出場を要求して同仲裁裁判所に判断を仰いでいた。

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