ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督は、負傷離脱中ながらロメル・ルカクを招集した理由について語った。
今夏にチェルシーから1年ぶりにインテルに復帰したルカクだが、シーズン序盤から負傷による離脱が続く。先日のヴィクトリア・プルゼニ戦で復帰したものの、直後に左ハムストリングを痛めて、再び離脱を余儀なくされている。
これを受け、先日にマルティネス監督はフランス『レキップ』で「現時点でルカクはプレーできる状態ではない。彼の運命はドクターたちが握っている。彼は我々にとっての重要な選手で、我々は彼を必要としている。しかし、プレーできる状態でなければ、我々のチームに入ることはない」と発言し、ルカクがワールドカップを欠場する可能性が浮上していた。
それでも、ルカクはエデン・アザールやケヴィン・デ・ブライネらとともに10日に発表されたベルギー代表のカタール・ワールドカップのメンバー26選手に入ることが決定。依然として状況が不透明ではあるものの、ともにワールドカップの舞台に立つことを決断したマルティネス監督は、プレスカンファレンスの場で同選手について語った。
「医学的に彼は完璧なコンディションではない。回復に向けて依然として治療を受けていることからこれは明白だ。しかし、11月22日、グループステージ初戦(カナダ戦)の24時間前までに状態を整えられる可能性がある」
「ワールドカップには2つの曲面がある。1つはグループステージで、もう1つはノックアウトステージだ。彼がノックアウトステージでプレーする準備ができるということに我々は大きな自信を持っている」
「我々はすべてのシナリオを検討しているし、11月22日に最終的な判断を下す。それに、我々は彼がグループステージでプレーできるという可能性を排除していない。この状況は日々変わるものだ。この3日間はポジティブなものだった。私のフィーリングでは、彼はグループステージ3試合のうち1試合でプレーできるだろう」
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