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11月22日に行われたFIFA ワールドカップ カタール 2022グループD第1節では、大会連覇を狙うフランスが登場。オーストラリアに先制を許したが、4-1で逆転勝利を収めた。ディフェンディングチャンピオンが力を見せつけ、好発進を決めている。
解説の林陵平氏は、フランスが誇る「圧倒的な個」に注目した。その印象的なシーンとして68分の3得点目を挙げている。右サイドでボールを持ったウスマン・デンベレが2回キックフェイントを入れたことで、オーストラリアの守備陣の足が止まったと解説。デンベレの個人技によって、キリアン・エンバペの得点が生まれた。続く4点目もエンバペが左サイドを突破しクロスを上げると、中央でオリヴィエ・ジルーが強さを見せヘディングでゴールに叩き込んだ。
林氏は「現代サッカーでは戦術のレベルが上がっているが、それを崩すのは個」と解説。「個の力」は重要であり、そこがサッカーの魅力でもあると語る。
この試合ではフランスの4-3-3に対しオーストラリアは4-1-4-1で対峙したが、この構造がフランスの選手がフリーになりやすい要因だったと林氏は指摘。その中でエンバペやデンベレは、「前向きでボールを持つと1対1で勝てる。それにより攻撃のクオリティは上がり、ゴールに迫ることができた。フランスは代表レベルでも個の力が抜けている」と分析した。
なお番組では一戦をはじめ、22日に行われた試合のレビューを行っている。