12月6日にFIFA ワールドカップ カタール 2022のラウンド16が開催。モロッコvsスペイン、ポルトガルvsスイスが行われた。
モロッコ vs スペイン
今大会で大きなサプライズを起こしてグループFを首位通過したモロッコと、日本に敗れてグループEを2位で突破したスペインが対戦。前半からスペインがボールを持つ展開が続く一方で、モロッコはカウンターからチャンスを作る。しかし、両チームともにシュートが枠を捉えきれず、スコアレスで前半を終える。後半も同様の展開になるが、徐々にスペインがチャンスを作り出し、終盤にはアルバロ・モラタが惜しいシュートを放つ場面もあるが、90分を終えても決着はつかず。
延長前半には、ワリード・シェディラがチャンスを迎えるもスペインGKウナイ・シモンが好セーブを見せる。延長後半終了間際にはパブロ・サラビアに決定機が訪れるが、シュートはポストをかすめて得点ならず。このまま今大会2度目のPK戦に突入した。先攻のモロッコが4人中3人が成功したのに対して、スペインは1番手のサラビアがポストに阻まれ、2番手と3番手のシュートをモロッコGKヤシン・ブヌがセーブして、モロッコがスペインを退けて初の準々決勝進出を決めた。
モロッコ 0-0 (PK 3-0) スペイン
【得点者】
なし
ポルトガル vs スイス
グループHを1位で突破したポルトガルとグループG2位のスイスが準々決勝進出を懸けて対戦。クリスティアーノ・ロナウドを先発から外したポルトガルが早くに試合を動かす。センターフォワードで先発したゴンサロ・ラモスが17分に左足で強烈なシュートを叩き込んで先制点をマーク。さらに、33分にはCKをペペが頭で合わせて追加点を奪ってポルトガルが2点のリードで試合を折り返す。
後半に入ってもポルトガルの勢いは止まらず、51分にラモスが左サイドからのクロスをニアで合わせてチーム3点目。その4分後にはラモスのアシストからラファエル・ゲレイロが左足で流し込んで4-0に。スイスのマヌエル・アカンジがCKから1点を返すが、67分にジョアン・フェリックスのアシストからラモスがハットトリックとなるチーム5ゴール目を奪った。アディショナルタイムにはラファエル・レオンにも得点が生まれて、ポルトガルがスイスを6-1で下した。
ポルトガル 6-1 スイス
【得点者】
ポルトガル:ゴンサロ・ラモス(17、51、67)、ペペ(33)、ラファエル・ゲレイロ(55)、ラファエル・レオン(90+2)
スイス:マヌエル・アカンジ(58)
カタールW杯 次回(9日)の試合日程
開始時間 | 対戦カード | 放送・配信予定 |
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24:00 | クロアチア vs ブラジル | NHK ABEMA(ネット) |
28:00 | オランダ vs アルゼンチン | ABEMA(ネット) |