クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督は、ワールドカップ準決勝アルゼンチン戦に向けてコメントした。
前回大会のファイナリストとしてカタール・ワールドカップを迎えたクロアチア。グループFを2位通過し、決勝トーナメントでは日本とブラジルにPK戦で勝利して2大会連続のベスト4進出を決めた。再び決勝の舞台に立つために、13日にアルゼンチンとの大一番を迎える。12日に行われたプレスカンファレンスでダリッチ監督はこの一戦に向けてコメントした。
「我々は世界の4強だ。これはクロアチアにとってすでに驚くべき成功だが、我々はさらなるものを望んでいる。リオネル・メッシを擁する素晴らしいチームのアルゼンチンが相手だ。相手を分析し、彼らのプレースタイルやプレーを望む場所を把握している。私は選手たちを信頼している。彼らの素晴らしいキャラクターがなければ準決勝には届かなかった」
「2試合で延長戦を戦ったが、疲労は問題ではない。我々には力や意志、エネルギーがある。ベストを尽くしたい。素晴らしく、ダイナミックで、フェアな試合になることを予想している。2018年のイングランドとの準決勝が私にとっての歴代最高の試合で、ブラジル戦は2番目だ。明日の試合は3番目になるだろう。ワールドカップでこの功績を繰り返すこと、明日勝利することは、クロアチアにとっての歴代最高の試合になるだろう」
また、プレスカンファレンスに同席したイヴァン・ペリシッチは「素晴らしい気持ちで、みんながファイナルの舞台に立ちたがっている。ベストを尽くすけど、それはアルゼンチンも同様だ。モスクワでの準決勝と同様の試合になるだろう。僕たちがブラジル戦のように本物なら、恐れはない」と話し、前回大会で叶わなかったトロフィーへの思いを続けた。
「(クリスティアーノ)ロナウドはワールドカップに5度出場したけど、優勝できなかった。(リオネル)メッシは今トライしていて、彼とチームメイトはファイナル、そしてトロフィーのために全力を出すだろう。僕たちだって100%でプレーするし、トロフィーを勝ち取りたい。良い試合になることを願っている」