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ポルトガルサッカー連盟は、カタール・ワールドカップ敗退後に指揮官フェルナンド・サントスの退任を発表した。
クリスティアーノ・ロナウドやブルーノ・フェルナンデスらワールドクラスの選手を擁してカタール・ワールドカップに臨んだポルトガル。グループHを首位通過し、鬼門のラウンド16も突破した同国だが、快進撃を続けるモロッコに0-1で敗れて準々決勝で敗退した。
上位進出を期待されながらのベスト8敗退を受け、サントスの進退に注目が集まる中、敗退から5日後の15日にポルトガルサッカー連盟は大きな決断を下した。
「ポルトガルサッカー連盟とフェルナンド・サントスは2014年9月にスタートした大きく成功した旅を終えることで合意した。ワールドカップ本戦での代表チームによる最高のパフォーマンスの1つの後、ポルトガルサッカー連盟とフェルナンド・サントスは新たなサイクルを開始するための適切なタイミングであると理解している」
「フェルナンド・サントスが代表チームのトップを務めたことで、私たちの国は忘れられないEURO2016と2019年ネーションズリーグの2つの国際大会で初めて優勝した。タイトル獲得に加え、フェルナンド・サントスは最多試合数と最多勝利数を保持するコーチになった」
「代表チームのトップにフェルナンド・サントスのようなコーチがいたことは光栄だった。ポルトガルサッカー連盟はフェルナンド・サントスとテクニカルチームの8年以上にわたる取り組みに感謝している。また、この感謝はポルトガルの人々の総意であると信じている」
なお、現時点でサントスの後任は不透明。一部ではジョゼ・モウリーニョやパウロ・フォンセカが候補に挙がるとも報じられている。