FWマテウス・クーニャが、アトレティコ・デ・マドリードのサポーターに別れを告げている。
アトレティコは財政難とディエゴ・シメオネ監督の意向により、クーニャをウォルバーハンプトン・ワンダラーズに放出することが報じられている。ウルブスは5000万ユーロの買い取り義務付きレンタル移籍で、ブラジル人FWを獲得するという。
まだ移籍は正式にアナウンスされていないが、クーニャ本人がSNSを通じてアトレティコのサポーターに別れを告げた。同選手は「愛情を感じたし、家族の一員になれたとも感じられたよ」「アトレティコのみんな、心からありがとう。君たちのチームはアスリートとしても人間としてもファンタスティックな選手たちがいる」と感謝の気持ちを記し、それだけでなくアトレティコ幹部やシメオネ監督への皮肉とも取れるメッセージも記している。
「フットボールはこういうものなんだよ。ほかの仕事と同じく命令をする人間がいるんだ。その人がとても重要な人物だった瞬間があって、そのために権力を持って決定を下す。だから、自分だって決断しなければならない」
「僕は心にアトレティのかけらを持ち続けるよ！」
クーニャは2021年夏にヘルタ・ベルリンからアトレティコに加入。54試合に出場して7得点8アシストを記録した。今季は出場機会に恵まれず、クラブの事情もあって、新たな冒険に乗り出すことになった。
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