アーセナルのミケル・アルテタ監督は、恩師アーセン・ヴェンゲル氏の来場を喜んでいる。公式HPが伝えた。
1996年10月からアーセナルの指揮を執り、プレミアリーグ唯一の無敗優勝を含む3度のリーグ制覇や7度のFAカップ優勝など、数々のタイトルをもたらしたヴェンゲル氏。その他にも現本拠地エミレーツ・スタジアムの建設など、指揮した22年間で世界的なビッグクラブへと成長させたレジェンドは、2018年にクラブを去っていた。
現在はFIFA(国際サッカー連盟)の要職を務めるヴェンゲル氏だが、これまで4年以上にわたってエミレーツ・スタジアムのスタンドで姿が確認されることはなかった。しかし、26日に行われたプレミアリーグ第17節のウェストハム戦(3-1)で、観戦している様子が放映されている。58分の逆転弾のシーンでは、手を叩いてゴールを喜んでいた。
この勝利で勝ち点40に到達し、首位をキープしたアーセナル。現役時代にヴェンゲル氏の指導を受けていたアルテタ監督は試合後、恩師について会見で以下のように語っている。
「(ヴェンゲル氏の来場は)選手は知らなかった。我々も落ち着きを保ちたかったし、アーセンのためのスペースも確保したかった。そして、本当に特別な日になったね。来てくれて心から感謝している。このスタジアムの中を歩いて、みんなが彼に思いを馳せていること、彼がここに残してくれたもののすべてを感じてほしいよ。彼という存在は、このクラブにとって非常に愛着のあるものなんだ。だからこれはクラブにとって本当に意味のあることであり、感謝したい。これから話をしに行くんだが……ドレッシングルームで待ってくれていたらいいね」
「(来場は)もちろん素晴らしいことだ。勝った時に彼と話をすれば、私やチームも気分はもっと良くなる。だから彼は正しいタイミングを選んだんだ。ボクシングデーはサッカーをするのに素晴らしい日だからね。そして今日のパフォーマンスは、彼にふさわしいレベルだったと思う。気に入ってくれていると嬉しいよ」
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