ベンフィカのアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスに対してチェルシーが高額なオファーを提示したようだ。ポルトガル『Correio de Manha』が伝えた。
今シーズン開幕前にアルゼンチンの強豪リーベルプレートからベンフィカに加入したフェルナンデス。21歳にしてポルトガルの名門ですぐさまポジションを勝ち取ると、公式戦24試合に出場して、プリメイラ・リーガ首位、チャンピオンズリーググループH首位でのノックアウトステージ進出に大きく貢献する。
この活躍を受け、9月にはアルゼンチン代表デビューを飾ると、11月のカタール・ワールドカップのメンバーにも選出。中盤の主力の1人としてメキシコ戦でゴールを挙げるなど、36年ぶり3度目の優勝の立役者になった。さらに、大会最優秀若手選手賞にも輝くなど大きなインパクトを残した。
そんなフェルナンデスに対して、ワールドカップ期間中からビッグクラブからの関心が頻繁に伝えられる。パリ・サンジェルマンやリヴァプール、マンチェスター・ユナイテッドが獲得に興味を持つとされる中、チェルシーが1月の獲得に向けて早くも動きを見せるようだ。
『Correio de Manha』によると、チェルシーの関係者はすでにリスボン入りしてベンフィカとの交渉を開始。プレミアリーグのクラブは、フェルナンデスの契約解除金とされる1億2000万ユーロ（約170億円）をオファーしたと伝えられている。
現時点でフェルナンデスがどのような決断を下すかは定かではないが、先日には「僕の将来やオファーについて何も知らないし、それは代理人に任せていることだ。この件について話したくはない。僕はベンフィカのことだけを考えている」と話していた。
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