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【インタビュー】OBカラーゼ氏が語る古巣ミラン…ジョージアの同胞クヴァラツヘリアのミラン移籍はなぜ実現しなかったのか? | セリエA

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【インタビュー】OBカラーゼ氏が語る古巣ミラン…ジョージアの同胞クヴァラツヘリアのミラン移籍はなぜ実現しなかったのか? | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】ミランOBのカハ・カラーゼ氏が、『DAZN(ダゾーン)イタリア』のインタビューに応じて古巣や母国ジョージア出身の超新星FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアなどについて語ってくれた。

2001年1月から9年半にわたってミランに所属し、2003-04シーズンのスクデット獲得のほか、2度のUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)優勝にクラブワールドカップ制覇など数々のタイトルを獲得したカハ・カラーゼ氏。現在、祖国ジョージアでトビリシ市長を務める元ミランDFが『ダゾーン・イタリア』の「Kick off」に出演し、当時のフィリッポ・インザーギやパオロ・マルディーニ、アンドレア・ピルロ、ジェンナーロ・ガットゥーゾらが活躍した黄金期のミランを語ってくれた。

「ピルロが話したように、本当にあの時のメンバーとは一緒にいて居心地が良かった。非常に強いチームであると同時に、用具係から幹部に至るまでみんな仲が良く、理想的なグループだった。私がミランに加入した時は、まだ21歳だったが、(アレッサンドロ)コスタクルタやパオロ・マルディーニがサポートしてくれたことを覚えている。イタリア国外からやって来た選手がチームに適応していく上で、非常に重要なことだった」

「それに(アルベルト)ザッケローニからカルロ・アンチェロッティに至るまで、重要な指揮官の指導を受けることもできた。特にカルロの下では、クラブとして獲得可能なあらゆるタイトルを手にすることができた。あのミランの強さは、我々選手同士の間の関係性から生まれていたように感じる」

そんなカラーゼ氏は、自身の人生の土台となった古巣ミランでの日々に感謝している。

「言葉で伝えるのは難しいが、ミランは私に多くを与えてくれたクラブだ。まるで“家”にいるような居心地で、選手としてだけでなく、人間としても大きく成長させてくれた。私が現在の人生を歩んでいるのは、ミランのおかげだ。ミランのユニフォームを身にまとうことは誇りだった」

ac-milan-2007-champions-league-final(C)Getty Images

クヴァラツヘリアのナポリ移籍の真相

カラーゼ氏の母国ジョージアが生んだ超新星フヴィチャ・クヴァラツヘリアは、今夏にナポリへ移籍すると、ルチアーノ・スパレッティ指揮下で躍動を見せる。

「クヴァラツヘリアは非常に強力な選手であり、カンピオーネ(王者)だ。すべてを兼ね備えた逸材で極めて偉大な選手になれるはずだ。まだ非常に若いが、これまでに見せてきたクオリティは並外れている」

「彼がこんなデビューを飾ると予想していなかった者は多いようだが、私は彼がもっと若い頃から動向を追ってきたこともあり、彼の才能を信じていた。彼には大きな、大きな可能性がある。現在もカンピオーネだが、さらに偉大なカンピオーネになれるはずだ」

ミランで偉大なキャリアを歩んだカラーゼ氏。なぜ同胞クヴァラツヘリアのミラン移籍は実現しなかったのだろうか。その真相を明かしてくれた。

「私は最初、ナポリの指揮官を務めていたガットゥーゾに話をしたんだ。当時、ロシアでプレーしていたクヴァラツヘリアが非常に強い選手であることを伝えると、ナポリは関心を示し、ほぼ獲得に乗り出すことを決めていた」

「だがその後、(新型コロナウイルスの)パンデミックなどの騒動が起きた。あれから2年の時を経て、クヴァラツヘリアのナポリ移籍が実現したんだ。彼は最高のパフォーマンスを見せており、うれしく思っている。偉大な選手であり、人間としても素晴らしい。大人しい青年だが、毎日のように成長を求めている。彼ならさらに強く、偉大になれる。クヴァラツヘリアは、ジョージア人の誇りだ」

「実は(ミランのテクニカルディレクター)パオロ(マルディーニ)とも話をしたのだが、ミランはあの時、すでに(ラファエウ)レオンを獲得した後だった。だがレオンも強く、重要な選手と言えるだろう。私はジョージア人としてクヴァラツヘリアを応援している。彼は私の友人であり、素晴らしい青年だ。ミランに移籍し、ミランの選手になってくれたらうれしかったが、現在はナポリの選手となった彼の成功を祈っている」

2022-09-18-milan-tonali-napoli-kvaratskhelia(C)Getty images

ミラン黄金期の再来は?

ステファノ・ピオリ指揮下で長らく続いた低迷期から脱出したミラン。昨シーズンのセリエA制覇を経て、かつてのような黄金期を取り戻すことはできるのだろうか。カラーゼ氏が見解を示した。

「黄金期が再びやって来ることを願っている。ミランは現在、新たなチームを作り上げようとしている最中にあり、昨シーズンはリーグ戦で素晴らしい戦いぶりを見せてくれた。チームは現在も良いプレーを続けている。今シーズンは、まだ多くの試合が残っているので動向を見守りたい」

「それからミランにとって非常に重要なのは、UCLで再び優勝することだ。ミランの歴史を振り返っても、UCLのタイトルがないミランは想像しがたい。だからこそ、私はミランのUCL優勝を願っている」

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