2022シーズンのJリーグ
ついに2022シーズンのJリーグがスタートする。
昨季は2020年のレギュレーション変更等もあり変則的な形でのリーグ戦となったが、今季は昇格・降格等々も通常の形に戻る。J1参入プレーオフが復活するなど、近年以上の白熱した戦いが繰り広げられそうだ。また、チーム数がJ1は18チーム、J2は22チームとなり、J3には新たにいわきFCが加わり18チームでの戦いになることも注目点だ。
J1では王者・川崎フロンターレの3連覇なるか。そして、J2、J3では最後まで昇格を巡る攻防が行われる。新シーズンのピッチで選手たちはどんな姿を見せてくれるだろうか。
大会概要
開催期間
- 2022明治安田生命J1リーグ:2月18日(金)~11月5日(土)
- 2022明治安田生命J2リーグ:2月19日(土)~10月23日(日)
- 2022明治安田生命J3リーグ:3月12日(土)~11月20日(日)
大会方式
ホーム&アウェイ方式による2回戦総当たりリーグ戦
試合方式
<試合方式および勝敗の決定>
90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は引き分けとする。
<勝点>
勝利:3点、引き分け:1点、敗戦:0点
<年間順位の決定>
リーグ戦が終了した時点で、勝点合計の多いチームを上位とし、順位を決定する。ただし、勝点が同じ場合は、以下の順によって順位を決定する。
【1】得失点差
【2】総得点数
【3】当該チーム間の対戦成績(イ:勝点、ロ:得失点差、ハ:総得点数)
【4】反則ポイント
【5】抽選
※抽選は、昇降格チームの決定等、理事会が必要と判断した場合のみ実施される。
【交代人数】(2021シーズン同様)
国際サッカー評議会(IFAB)の会議にて、今後恒久的なルールとなる可能性があることが合意されたことや、クラブの意見も踏まえ、以下のルールを継続して適用する。
・5名以内(交代回数はハーフタイムを除き3回まで)
【脳振盪の疑いによる交代】(2021シーズン同様)
国際サッカー評議会(IFAB)より「脳振盪による交代(再出場なし)の追加における試行」の運用継続が同意されたことや、選手の安全確保を目的に、以下のルールを継続して適用する。
<原則>
・1試合において、各チーム最大1人の「脳振盪による交代」を使うことができる。
・「脳振盪による交代」は、その前に何人の交代が行われているにかかわらず、行うことができる。
・氏名を届け出る交代要員の数が、交代の最大数と同じである競技会においては、既に交代で退いた競技者であっても「脳振盪による交代」に基づき、交代で競技者になることができる。
<交代の回数>
・「脳振盪による交代」は、「通常の」交代の回数の制限とは別に取り扱われる。
・チームが「脳振盪による交代」を「通常の」交代に合わせて行った場合、1回の「通常の」交代としてカウントされる。
昇格・降格ルールの変更
昨季、新型コロナウイルスの影響で昇降格ルールを変更。J2からJ1、J3からJ2への昇格はリーグ戦上位2クラブとし、降格チームをゼロとした。この変更により、2021シーズンのクラブ数はJ1が20クラブ、J2が22ラブ、J3は15クラブで構成。昇降格のルールは以下の通り
J1クラブ・J2クラブの入れ替えについて
- J1における年間順位の下位2クラブがJ2に降格し、J2における年間順位の上位2クラブがJ1に昇格する。
- J1における年間順位16位のJ1クラブとJ2における年間順位3位から6位のJ2クラブが参加するJ1参入プレーオフに優勝したJクラブがJ1に残留または昇格する。
- J2における年間順位1位から6位のJ1クラブの中でJ1クラブライセンスの交付判定を受けられなかったJ2クラブがあった場合は次のとおり。(・当該J2クラブがJ2における年間順位の上位2クラブとなったとしてもJ1に昇格できない。・当該J2クラブはJ1参入プレーオフに参加できない。・J2における年間順位の上位2クラブのうち、J1クラブライセンスの交付判定を受けたJ2クラブが1クラブの場合、当該J2クラブがJ1に昇格し、J1における年間順位の最下位(18位)のJ1クラブがJ2に降格する。また、その場合のJ1参入プレーオフにはJ1における年間順位17位のJ1クラブが参加する。・J2における年間順位の上位2クラブのうち、J1クラブライセンスの交付判定を受けたJ2クラブがない場合は、J1における年間順位の下位2クラブとの入れ替えは行わない。また、その場合のJ1参入プレーオフにはJ1における年間順位の最下位(18位)のJ1クラブが参加する)
- J1参入プレーオフに参加する資格を有する、J1における年間順位16位、17位または18位のJ1クラブがJ1ライセンスの交付判定を受けられなかった場合、当該J1クラブはJ1参入プレーオフには参加できない。
- J1参入プレーオフの出場資格を満たさないクラブがあった場合でも、J1リーグ戦年間順位15位以上のクラブが繰り下がってJ1参入プレーオフに出場することはなく、また、J2リーグ戦年間順位7位以下のクラブが繰り上がってJ1参入プレーオフに出場することもない。
J1参入プレーオフへの参加条件
- 2022明治安田生命J1リーグ年間順位16位のクラブと明治安田生命J2リーグ年間順位3位~6位の計5クラブとする。
- J2当該4クラブのうち、J1ライセンスが付与されていないクラブがある場合、年間順位7位以下の繰り上げ出場はない。
- J2当該4クラブ全てにJ1ライセンスが付与されていない場合は、本大会を開催せず、J1年間順位16位のクラブがJ1に残留する。
- J1参入プレーオフ詳細
J2クラブ・J3クラブの入れ替えについて
- J2における年間順位の下位2クラブがJ3に降格し、J3における年間順位の上位2クラブがJ2に昇格する。
- J3における年間順位の上位2クラブのうち、J1クラブライセンスもしくはJ2クラブライセンスの交付判定を受けていないJ3クラブがあった場合は、当該J3クラブはJ2に昇格できない。この場合において、J3における年間順位3位以下のJ3クラブがJ2に昇格することはない。
- J3における年間順位の上位2クラブのうち1クラブのみがJ1クラブライセンスもしくはJ2クラブライセンスの交付判定を受けていない場合は、J2における年間順位の最下位のJ2クラブのみがJ3に降格する。
- J3における年間順位の上位2クラブのいずれもがJ1クラブライセンスもしくはJ2クラブライセンスの交付判定を受けていない場合には、J2・J3間の入れ替えは行わない。