セリエA第15節を終えて10勝3分2敗で2位につける王者ミランは4日、リーグ戦再開初戦でサレルニターナと敵地で対戦。新加入のGKギジェルモ・オチョアの好セーブに幾度となくシュートを阻まれたものの、前半のFWラファエウ・レオンおよびMFサンドロ・トナーリのゴールにより、2-1と勝利を収めた。
セリエAにおいてキャリア初となる1ゴール1アシストを記録したトナーリは、試合終了後にインタビューに応じると、改めてセリエA2連覇へ意欲を示した。
「今シーズンもスクデット獲得を目指し、昨シーズンに獲得した王座を守りたいと思っている。もちろんスクデット獲得は簡単ではないし、達成した後もタイトル防衛となると、さらに難しい。シーズンを通してパフォーマンスのレベルを維持することだって難しい。だが僕らは強いチームであり、それが義務なんだ。シーズン開幕の際に設定した目標の達成を信じている」
また、ミランの未来のカピターノは、移籍市場で注目を浴びる23歳の逸材レオンに言及。ポルトガル代表FWの残留の意思を強調した。
「レオンは常に僕らのプロジェクトの中心選手だった。僕らのチームメートであり、メルカートのことなど考えたことはない。ラファはミランの選手であり、僕らの元に残留することを希望している。僕らはただ、彼を固くつなぎとめて大切にしなければならない」
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白星スタートに指揮官ピオリも満足
続いて指揮官のステファノ・ピオリもインタビューに応じると、サレルニターナ戦のパフォーマンスを分析した。
「パフォーマンスには満足している。だがあまり苦しまないためにも、もっとゴールを決めておくべきだった。それでも、これから過密日程に臨むこともあり、白星で再出発できたことは非常に重要だったと言える。今日は、私が求めていた反応を得ることができた。選手たちは多くのチャンスを上手く作り出していた」
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